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February 16, 2020

なんとかかんとか試合が成立、ジュリーの英断に称賛 バートミッテンドルフ

今年は大西洋の北方、アイスランド沖の海水温が異常に高く、そこで低気圧がものすごく発達する。先々週、先週、今週と台風並みに発達した低気圧が北欧に来襲し、その影響で中欧も大荒れの天気となった。気圧配置図を見ると恐ろしいほど等圧線が詰まっていて(低気圧の中心は930hPaとかそいういうレベル)、これではフライングどころではないと思っていた。が・・・土曜のバートミッテンドルフは上手いこと気圧の山に当たり、非常に快適な気候での試合となった。日曜も朝のうちに試合を行ったことが好判断で、なんとか試合が成立した。後3人の地点での2回目キャンセルは残念だったかもしれないが(特に小林陵侑は・・)、選手を守るという観点からは当然の判断だと思う。安全性の問題を置いても、あのまま続けていたら1回目のトップ6が軒並み失速という結果になった可能性が高い。ジュリーの英断に称賛を贈りたい。1回目のフルーク・ショウを楽しんだ気持ちのまま終われてよかった。午後にはここらでも春一番のような嵐になるという予報になっている。日曜は試合になっただけでも儲けものだと思う。

ここのフライングの台は、改修後ものすごくよくなった。公平だし、風にも強く、ウィンドファクターの効きも良い。今日の試合は小林陵侑にとっては勝ちを逃した感覚が強いだろう。今季の彼は高さよりもスピード重視のジャンプを続けている。それが生きるフライング、向かい風の条件では頭一つ抜けた感じがあった。あまりに条件が良すぎて飛びすぎとなったことと、ウィンドファクターの効きが良いことの二つの偶然が重なって、クラフトにかすかにポイントでは負けてしまった。一方、個人的に佐藤幸椰にはかなり期待していたんだけど・・・土曜は2回とも残念な完成度で、日曜はスーツで失格と散々だった。こういうこともある、としか言いようがない。

 

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