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March 02, 2019

アイザイに春が来た 世界選手権

旅行で家を空けていたため、世界選手権はライブでは見られなかった。

ユーロスポーツのオンデマンド配信でようやく要点だけを見たが・・・・総括すれば、アイザイにようやく春が来て、今回は陵侑の番ではなかったということだなぁ。アイザイのパフォーマンスはもうずいぶん前からチャンピオンレベルに達していたのだが、プレッシャーのある状況においてそれを発揮できなかった。今季はその問題点に改善がみられ、噛み合えば勝てる状況だった。それが、ここで起こったということだろう。一方、小林陵侑は(いつものアイザイのように)2回に1回しか成功しない状況になっていた。勝てる可能性があったラージヒル2回目は失敗と言ってもいいジャンプだったと思う。プレッシャーのある状況で思ったようなジャンプができないのは、彼の場合はジャンプの技術的問題だろう。結局、調子をここ一番に合わせられなかったということになる。いい経験になったはずだ。

それにしても、今回の異常な高温条件は日本選手にとっては厳しかった。ソチの時もそうだったけど、女子の高梨・伊藤のコンビはかなり影響を受けていたように思う。ゼーフェルトのノーマルヒルは雪のインランだから高温条件ではスキーが走らなくなり、パワージャンパーが有利になる。牡丹雪の降った男子ノーマルヒルの二回目は論外の状況だった。結果としては最もパワーのあるクバツキの金メダルということで順当とも言えるが、試合は壊れていた。陵侑は1回目にここ一番のジャンプが出て、それが裏目に出るという、不運としか言いようがない試合になってしまった。

それにしてもゼーフェルトの台は風の影響が大きすぎる。上の風の影響力が強すぎて、ウィンドファクターが全く効いていない。一方でゲートファクターは効きすぎな感じ。高温で風は巻いていたから、結果としてガラガラポン福引試合になってしまっていた。カンテの角度(α)11.5°がノーマルヒルとしてはかなり特殊なので、そのあたりが各選手のサッツの不安定さに繋がっていたのだろう。全体として、不条理感の強い大会となってしまって残念だった。

気を取り直して、最後のピリオドに目を向けよう。よほどのことがない限り、陵侑がクリスタルトロフィーを掲げる姿を見られそうだ。

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