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December 16, 2018

何も文句のつけようがない小林陵侑

今日の小林陵侑のジャンプには感心するよりほかなかった。
土曜は追い風の難しい条件で、方向性を掴み切れないまま終わってしまった感じだったが、今日は少しアグレッシブさを抑えて圧倒的に勝った。調整能力もあるところを見せていた。

改修後のエンゲルベルクはアプローチに少し癖があるように思う。それも克服できていた。

エンゲルベルクで急にびっくりするようなパフォーマンスを出すジャンパーがいて、それがジャンプ週間の台風の目になることがあった。しかし、今季はそういうジャンパーも見当たらなかった。テテゼーの中止による小休止を経て、日本以外のチームはじっくりと調整することができたはず。全体的にジャンパーの調子が上がってきているのは見えた。特にオーストリアはかなり立て直してきたね。しかし、驚きを感じさせるジャンパーはいなかったように思う。

なによりも、陵侑にチャンピオンの雰囲気、が出てきた。

今季はクリスマス休暇が少し長い。これも日本チームにとっては好都合だろう。

小林陵侑は”ジャンプ週間の本命に上げざるをえない存在”となったと思う。対抗はストッホだと思っていたが、今回は上手さは感じても絶対的な能力は感じなかった。地の利のあるクラフト、ガイガーが相手になりそうだ。ガイガーはフライング能力もあり、それが必要な台が並ぶジャンプ週間においては怖い存在。精神的にも強いので要注意だと思う。ワールドカップポイント2位のジラは絶好調だし、能力のあるジャンパーだけど、これ以上を出してジャンプ週間を勝つという姿は想像しにくいなぁ。なんでだろう。

あと・・・・クリモフがかなり戻してきている。もし、陵侑に絶対的パフォーマンスで肉薄できるとすれば彼だと思う。ダークホースだろう。

葛西が1ポイント取れたことは、うれしい。第1ピリオドで1点あるかないかはかなり大きい。

今回の中継で、アプローチから20メーター地点と着地点でのスピードが表示されるジャンパーがいた。どうやら、ブーツにGPSを埋め込んで測定しているらしい。ジャンパーごとにそれを開示するかどうか決められるとのこと。サッツが速度重視か高さ重視かがよく分かる。ファンネメルは前に行く一辺倒かとおもいきや、土曜の追い風条件ではしっかり上に飛んでいることがわかったりして面白かった。みんな開示して欲しいなぁ。開示しない理由が見当たらない。作戦がバレるってことなのかな?

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Comments

こんばんは。日本ではですが(笑)

小林陵侑の快進撃が現実に感じられないくらいですが、こりゃ本物ですね〜

つい数年前まで、白馬のサマーGPでは、試合に出られず、スタンドで使いっ走りしていた陵侑選手。行くときはイッキに行くんですね!

中村 直幹もいいんじゃないですか? 今シーズンは何やら分岐点になる気がしています。

Posted by: こたろう | December 19, 2018 at 02:04 PM

こんばんは。
私も、現実離れした状況だと思います。
97・98シーズンの船木は技術と安定感は凄かったけど、パフォーマンスがこれほど飛びぬけてはいなかったと記憶しています。

中村のジャンプは大好きです。彼のフライングが楽しみなんですよ。今の調子で飛べれば、たぶん、ファンネメルとかアイザイ(アイゼンビヒラー)のいい時のような感じになると思ってます。このまま世代交代となるのか、はたまたベテラン勢の巻き返しがあるのか、注目ですね。

Posted by: かずやん | December 20, 2018 at 05:14 PM

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