« ダミヤン、驚きの勝利 ルカ | Main | 風と雨との闘い ティティゼー・ノイシュタット »

December 03, 2017

ロシアの台はドイツの庭 ニジニ・タギル

ロシアの新造台は、どれもランディングバーンがフラットな作りになっている。
こういう台では空中の技術はあまり効かず、純粋に身体能力の勝負となりがちだ。

特に今回のように上の風が少ない、もしくは追うような状況では、ジャンプ前半で高さがなければストンと落ちる。
サッツの方向性を絶妙に上方向に微調整しつつ、かつ、純粋なパワーが必要となる。

そうだから・・・ジャーマンパワーが生きた。こういう場ではヴェリンガーがクラフトに勝てる。フライタークは方向性を上の方に戻して、トップレベルに戻ってきた。

風の運不運も大きく作用する戦いだった。飛び出し直後の必要な風があるかどうかが重要で、下の方で使えない向かい風をもらってもウィンドポイントの分だけ損する感じだった。

その他気づいたこと。

アマン、かなり戻ってきた。ランディングでもポイントが出るようになってきている。オリンピックに間に合うかも。
一方、ピーター・プレウツはスキーに乗れていない。フィッシャーへのスキー変更が裏目に出ている感じ。エラン系のスキーを使っていたジャンパーは結構、その撤退の影響を受けている。

スロベニアの若手、ティミ・ザイツ。名前は覚えておいた方がいいかもしれない。

今日の中村直幹、惜しかったなぁ・・・・最高のジャンプだった。この超絶レベルの戦いで2回目にあと0.1点まで迫れたことは大きな自信となると思う。

女子ジャンプの方はまったくフォローできてません・・・。

|

« ダミヤン、驚きの勝利 ルカ | Main | 風と雨との闘い ティティゼー・ノイシュタット »

Comments

かずやんさん、女子がどうも変です。ドイツ勢の調子のよさが、マテリアルがらみの様な気がする位抜けています。

アルトハウス、良すぎます。伊藤と高梨が完全に力負けです。

オーストリア勢、全くです、、、

一度かずやんさんに分析頂きたいです。

Posted by: こたろう | December 07, 2017 at 08:32 AM

うーむ、継続的に見られていないのでなんとも言えません、というのが正直なところです。申し訳ありません。

ただ・・データを見る限り、伊藤はまったくスピードが出ていませんよね。葛西直伝の高いクラウチングを差し引いてもあまりにも低い飛び出し速度です。滑りに何らかの問題を抱えているように思います。

高梨は・・・どうなんでしょう?ぱっと見、何も大きな問題がないように思えます。男子チームと女子チームの間でマテリアル技術の情報共有がきちんとなされていることを祈ります。スラットナーの板を履いた選手の成績が振るわないのが気がかりです。

ドイツチームが何か新マテリアルを投入したかどうかは、テテゼーからエンゲルベルクでわかると思います。ニジニ・タギルはあまりにもドイツの選手にフィットした台なので、好成績がマテリアルによるものなのかはっきりしません。

Posted by: かずやん | December 08, 2017 at 07:19 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/64278/66119169

Listed below are links to weblogs that reference ロシアの台はドイツの庭 ニジニ・タギル:

« ダミヤン、驚きの勝利 ルカ | Main | 風と雨との闘い ティティゼー・ノイシュタット »