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February 21, 2015

ヴェルタ、ここで勝つ! 世界選手権個人NH

0.4点差。一人のジャッジがちょっと意地悪をしたら、逆転する差・・・。
フロイントが無風、96mで19.5オールを出した時は、もうこれで決まりだと思った。ここのノーマルでは究極の得点だ。これ以上飛べはこのランディングはできないだろう。トップのヴェルタとの1回目の差は2.5点しかなかった。1m短い95mならパーフェクトに降りても飛型点は19.0しか出ないから、飛距離点2点+飛型点1.5点の合計3.5点、フロイントに負ける。つまり、ヴェルタは少なくとも95.5mを飛んでパーフェクトに降りなければならない。どう考えてもそれは無理だろう。

しかし、驚いたことにヴェルタはそのとおりのジャンプをした。正直に凄いと思った。彼のことを見くびっていた。
結局、フロイントが1回目にきちんとランディングできなかったことが勝負を決めたことになる。

ヴェルタのポテンシャルが高いことは、もう数年前から素人目にも明らかだった。しかし、彼はいい調子が続かないし、台も選ぶ。何故かめぐり合わせが悪くて、今までワールドカップで勝つことがなかった。この前のヴィリンゲンでもあれで勝てないかと、本当にかわいそうに思った。たまたまフロイントが究極のパフォーマンスを出してしまったから・・・でも良く考えたら、フロイントの究極のパフォーマンスに肉薄できたということが、彼のポテンシャルの高さを現していたのだった。

今日は条件も安定していた。ファールンのNHは最新で最高の仕上がり。ソチの台に似てはいるが、あのラディカルさが丸まった感じの、飛びやすそうな台だと思う。したがって今日は究極にシビアでシンプルな、パフォーマンス検定のような試合だった。よくできた新しいNHではラージやフライングとあまり変わらない結果になる。今日の結果はラージにも、今後のワールドカップにも繫がっていくと思う。

竹内は2本、バッチリ当たって良かった。このレベルでの5位は自信に繫がると思う。今後の巻き返しがあるだろう。一方・・・葛西・・・力入りすぎて、抜けた感じだった。明日は金メダルを決めるジャンプ、お願いします。


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