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January 25, 2015

想い通りにならない大倉山

いつもだけど、大倉山の試合はテニスの全豪オープンと重なり、しかも間の悪いことに日本とオーストラリアに時差がほとんどないため、ユーロスポーツのジャンプのライブがテニスに蹴られる。土曜はユーロスポーツ2でやってくれたが、日曜は2ですらやってくれなかった。

今年は上位が僅差でポイント争いをしていることもあり、フロイントとシュレリー以外はみんなはるばる札幌ま行ってくれた。そのおかげで、今年の大倉山は普段のワールドカップと同じレベルで行われた。葛西の活躍もあって、近年にない観客の入りだったね。

試合結果は日本的には残念なものに終わったが、これが今のワールドカップのレベルだということだ。今日の作山のパフォーマンスは国内大会なら30点ぐらいの差をつけて圧勝するレベルだったと思うが、それで23位。伊東は2回とも素晴らしいジャンプだったけど、それでも表彰台には届かなかった。そして・・・今の葛西のクオリティでも風とジャンプの完成度が噛み合わなければ勝負には入れない。

大倉山はランディングバーンの角度が深く、しかも向かい風が強く吹く台だ。結果として、ワールドカップレベルでは超低速となり、K点手前でちゃんとした風がもらえるかどうかで飛距離が簡単に10mぐらい違ってしまう。そういう状況ではウインドファクターもスズメの涙程度しか効かない。一方、風が少ない状況ではかなりのパワーが必要となる。

そんなわけで勝ち負けは風が決めることになるから、想いとは裏腹な結果になることが多い。まさにジャンパー泣かせの台だろう。葛西がここでいまだに一度も勝てていないのも、仕方がないことなのかもしれない。

とはいえ、全体としては現在の実力どおりの順位に収まったという感覚が強く(信じられないぐらい風が当たらなかったハイベック以外)、上位のポイント差に変動はあまりなかった。このまま、オーストリア勢対プレウツ・コウデルカの構図が続くのか、それともそこに今回休んで調整したフロイントが差し込んでくるのか・・・・。シュレリー、ストッホはさすがにちょっと差がありすぎるか。葛西には点数的にはまだチャンスはあると思うが、逆転優勝するには少なくともフライングでプレウツ・フロイントに勝ち続ける必要がある。フリーガーのテペシュやファンネメル、クラニェッツ等との兼ね合いもあり、かなり厳しいとは思うが・・・。


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