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December 07, 2014

風にもいろいろありまして・・・ リレハンメル

リレハンメルの戦いは風との戦いでもあった。選手はもとより、テクニカルディレクターは神経をすり減らすような判断を常に迫られていた。お疲れ様です。

ウインドコンペンセーションはかなり上手く働いていて、試合は壊れなかった。ただ、土曜のように追い風が4mとかになるともうどうしようもない。葛西やアマンもやられた。いつも言っているけど、ああいう場合はゲートを上に上げても(飛距離に対して)あまりプラスにならないので、マイナスのゲートコンペンセーションが逆差別になる。ゲートを上げるときの運用を見直せないものだろうか。

土曜のシュレリーの勝利には驚いた、と同時に、彼のジャンプが本当にパワージャンプになっていることを図らずも証明してしまった気がする。あの追い風の中での1回目の素晴らしく高いジャンプは凄かった。一方で2回目のどこまでも行きそうな高さから、最後にスッと落ちてしまう感じは、同僚のハイベックと比べると数段見劣りした。前へのスピードを捨てて、高さを採っている感じ。これが方向性の微調整の問題なのか、それとも自分の体を深く洞察して、こういう条件の悪い試合で勝つために意図的にやっていることなのか・・・・・。

ハイベックは2回とも3位表彰台。うーん、勝てるジャンプをしているのに、勝てていない。力、技術的にはもう、何度も勝っていてもおかしくないと思うのになぁ。風が当たらなかったけど、なんかそういうのが理由じゃない感じ。もうちょっとこう、ギラギラしたものが・・・・シュレリーが針の穴を通すような勝負を、平然と勝ちきったのと対照的だった。

日曜はロシアンルーレット状態、クデルカの乾坤一擲が嵌った。ああいうリスキーなジャンプ、カッコいい。(実況を良く聞いたところ、クデルカの初めのKouは伸ばす感じがあるので、次からクデルカの表記をコウデルカに変更します。)

伊東のジャンプ、驚くほど高かった。というか、技術的な引き出しがいろいろあり、追い風にもきちんと対応したということかな。あと、小林はもったいなかったなぁ・・・・。

ストッホ、ヴェリンガーの怪我は思ったよりも経過が悪く、2人とも手術を受けたそうだ。ジャンプ週間には間に合わないだろう。残念。

次はロシア、ニージュニイ・タギールでの初開催。日本チームは帰国か・・・それもまたよしか。

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