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November 23, 2014

驚異的なクデルカ クリンゲンタール開幕戦

微風で気温も必要十分に低く、非常に公平な開幕の2戦だった。

今季はもう、結果そのものをここでレポートしたりはせず、個人的な感想をつぶやいて記録するにとどめる。団体戦、日本は素晴らしいジャンプを8本揃えたけど、ドイツにはちょっと勝ち目が無かったなぁ。びっくりしたのは伊東のジャンプ。夏はほとんどトレーニングらしいトレーニングができなかったというが・・・。葛西も急遽用意したスキーとは思えない、安定した飛躍だった。

ドイツは開幕戦を自分の国でやれるというのが、ものすごい地の利だと思う。クリンゲンタールはどうもアプローチに癖があるらしくて、他の国の選手はスピードが出なくて四苦八苦していると思った。特にスロベニアは全体的に1キロぐらい遅くて勝負にならず。しかも日によって状態が違うように感じた。ドイツはここでよくトレーニングしているから、そんな問題はない(フロイントはここ苦手だから参考外だけど)。アイゼンビヒラーは昨季から急激にサッツのテクニックが良くなった。もともとパワーはあるから、あれくらいロスが少なくなれば勝負になる。ドイツの団体4人目問題はこれで解消か?一方でヴァンクがもうどうしようもない状態になっているが・・・大型ジャンパーは崩れると立ち直るのに時間がかかる。ヴェリンガーはあれくらいで当然。マルティンから受け継いだMilkaのヘルメットに見合う活躍をしないとね。

それにしても、オーストリアが2回目に進めないかもしれない・・なんて状態になるとは予想していなかった。コフラーを団体チームに入れたのはクッティンの失策だと思うが、それ以上に全体に硬い感じのジャンプで・・・・本来出せるパフォーマンスの半分も出せていない感じ。モルギーの不在はやっぱり大きいのかな。

さっき終わった個人戦は、予選からぶっ飛んでいたクデルカが2本目にぶっ飛んだねぇ。他とかなりのレベル差があった。怪我の後遺症とビンディング革新への対応の遅れで一時は引退も考えるほどのスランプに陥っていたが、ようやくの復活というところ。フィジカル能力ではもともと全選手でも最高の一人。究極ともいえる超速サッツが戻ってきた今、気象条件関係なく強い「マリシュ状態」突入もありえる。

プレウツはスピードが出なくてあそこまで飛べるということは・・・・。ストッコが怪我で出遅れた今季はプレウツ対フロイントが基本線となるはず。その間にクデルカがどこまで割って入れるか、という感じかな。あと、今年のアマンはかなりやりそうな気がした。一方、シュレリーは技術的な問題が見当たらないのに飛距離が出ていない。なんか、普通のジャンパーになっちゃったようでちょっと深刻かも。まぁ、まだ開幕戦だ。これからだろう。

いろいろとレギュレーションの微調整があったけど、全体としては去年と同じ感じ。クリンゲンタールのような新造台では、ちょっと風の影響が大きすぎるのも同じ。でも、ファンネメルとかフリーガー系のジャンパーが結構飛べているところを見ると、ほんの少しだが浮力が増しているのかもしれない。あと、飛型点のジャッジがメチャメチャ厳しくなったなぁ。アマンとか葛西はちゃんと降りたように見えても17.5しか出ない。何か審判部で着地姿勢の解釈変更でもあったのだろうか?

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