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March 09, 2014

ジャンパーはたいへん ノルウェー2戦

まだ3月初旬だというのに、今日は春本番のような陽気だった。
トロンヘイムで雨、オスロでは高温と風。この時期になると条件が悪くなるのは仕方ないが、例年なら北欧はまだ冬なんだが・・・・。

条件が悪くなればなるほどバーダルは強い。今期、ノルウェーチームは全体としては散々だったが、ここにきてようやく面目を保った。ヒルデも復活したし、コンチの方ではロマーレンが復帰。一応、フライング世界選手権に向けて陣容は整ってきた。

ヒルデやコフラーの復活の影には、新たなビンディングがありそう。彼らの新しいビンディングは金属の棒に加えて、プレート状のものがあり、コフラーのものはポストが後方に曲がっているようだ。来シーズンに向けての戦いはもう始まっている。

総合争いのほうは、ストッホが条件に翻弄されながらも地道に点を重ねた一方で、プレウツはトロンヘイムでノーポイントに終わるなど、ジャンプにばらつきが出てしまっていた。後2戦で168点差。ほぼ決まったようなものだが、プラニツァではプレウツに地の利がある。あと、フロイントも今日の勝利で197点差に踏みとどまった。彼の2連勝は可能性として小さくないから、ストッホがプラニツァをもし欠場するようなことになったら大逆転もありえる。ストッホとしてはフライング選手権を無事に通過することが大きな目標となるだろう。

それにしても、葛西の力には本当に驚かされる。このハイレベルの難しい大会で3位、4位。膝がもってくれたら、フライング選手権は大本命だと思う。他の上位選手はフリーガータイプではないからだ。最大の敵と思われるクラニェッツは出場の意向だが、どこまで回復しているか。もちろん調子が戻りつつあるシュレリーは強敵だが、それ以外にもステヤネン、ファンネメル、ハイェック、テペシュといったフリーガーたちにもチャンスがある。気になるのはヌムサルー、デズマンといった大型のフリーガータイプ、そして復調著しいフィンランド勢だ。あっと驚くような結果がありそう。

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Comments

ロマーレン、好きなジャンパーです。COC優勝したんですね。ヤンダの引退は寂しいですが、このフリーガーの復活は嬉しいですね!

それにしても、今季の葛西は凄いですね。

Posted by: こたろう | March 10, 2014 at 11:11 AM

えっ、ヤンダ引退なんですか?
ソチまでは現役、と言っていたのは知っていましたが、今期限りでの引退を明言したのですか?

ロマーレン、正式にハラコフ行きが決まったようですね。あと、コッホも。ぶっ飛んで、自らの花道を飾って欲しいですね。

Posted by: かずやん | March 10, 2014 at 07:59 PM

岡部選手も引退だそうですね。
でも、日本空調サービスの廃部の方がもっとショックです・・・。
ジャンプ界においてオリンピックは一つの区切りですが、それ以上に大きな、時代の区切りの年になっているように思います。

Posted by: かずやん | March 11, 2014 at 05:40 AM

かずやんさんどうも。遅くなりました。ヤンダ引退のソースは下記のサイトにありましたので・・・
http://skijumping.berkutschi.com/jp/news/show/3023
ただ、その記事の元だと思われるFISの原文に引退の文字はありませんでした。不思議です。

最近ヤンダは調子よいし、プレヴツ、コウデルカなど、体がストレートになるタイプのジャンパーが復権してきているので、まだやれそうで残念です。

フライングですが、コッホ、ロマーレン、鳥肌が立ってきました。ここに葛西、シュレリーが絡んで・・・楽しみです!

日本の受け皿の減少は深刻ですね。残りは雪印と土屋と北野くらいですかね。

Posted by: こたろう | March 11, 2014 at 12:03 PM

雪印は来季小林潤志郎と佐藤幸椰が入社するという話で、チーム編成どうするんだろうと思っていましたが、結局岡部引退、斉藤監督勇退となりましたか。ある意味雪印チームの状況も、日本の企業チーム全体の縮小のしわ寄せが来ているもののような気がしてなりません。

ヤンダはどうするのでしょうね。チェコチームの状況からしても今の彼の調子からしても、本人に意志があれば続行に支障はなさそうですが。

>こたろうさん
一応、あとジャンプで企業チームと呼べる規模の組織としては、東京美装がありますね。

Posted by: まちびと | March 11, 2014 at 02:29 PM

こたろうさん、ヤンダ引退のソース、ありがとうございます。ドイツ語のほうの記事にはim drittletzten Weltcup seiner Karriereとありますから、直訳すれば「(スキージャンパーとしての)彼のキャリアの最後から三つ目のワールドカップにおいて・・・」です。確かに、今年で終わりという前提で書かれた文ですね。

お二人がおっしゃるように、私もヤンダはまだやれると思います。ヤンダは今年、夏に勝っています。もし、秋の怪我がなければ、ヤンダが葛西のポジションにいてもおかしくなかった。もったいないですよ。

まちびとさん、雪印の動向を伝えてくださってありがとうございます。斉藤監督も勇退・・・では誰が監督に??
斉藤さんはナショナルチーム?日本のことはものすごく疎いです。

Posted by: かずやん | March 11, 2014 at 07:54 PM

まちびとさん、東京美装忘れていました。それにしても少ないですよね。北野建設は複合、モーグルなど純ジャンプ以外の選手もいるので、増員は厳しいですね。

かずやんさん、雪印の監督は原田さんですって。

Posted by: こたろう | March 11, 2014 at 11:28 PM

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