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February 02, 2014

それぞれのソチへの準備 ヴィリンゲン

マルティン・シュミットが現役引退を正式に表明した。
ジャンパーとしては少し寂しい終わり方だと思うけど、彼には彼にしかできない、次の仕事がある。
彼についてはいずれ回顧することにしたい。

モルゲンシュターンは検査の結果、身体的には競技に支障が無いとの医師のグリーンシグナルが出て、オーストリア・チームは彼をオリンピックのチームに入れることを決断した。そして、先週、彼はオーベルストドルフのノーマルヒルにおいて転倒後の初ジャンプを敢行し、見事に精神的な重石も除いて見せた。大きな怪我のあと、人の体は「超回復」することがある。もしかしたら・・・・の期待がある。

コフラーは札幌での最終テストで見事に復活をアピールして、オリンピック代表に滑り込んだ。一方、傷心のロイツルは休暇に入った。シュリーレンツァウアーはヴィリンゲンもパス。ドバイでバカンスを楽しみ、リフレッシュ。ある意味、賭けに出たと思う。

ノルウェーの期待を一人で背負うバーダルもヴィリンゲンをパス。リレハンメルで飛び込んで調整。

ということでシュレリー、バーダル抜きの戦いとなったヴィリンゲン。そこで見えたのは、大倉山をパスして調整に当てたストッコ、フロイントの大幅な良化だった。彼らは前の数戦でトップにいたプレウツと葛西を上回るパフォーマンスを出して見せた。葛西の2回連続4位は、ジャンプの完成度の差がそのまま出た差だったと思う。もちろん、葛西には伸びしろがある。ポテンシャルでは今日飛んだ中では一番だといって差し支えない。この悔しさをバネにソチでは完璧なフライトを見せて欲しい。伊東もかなり回復していた。台が合えば、チャンスがある。一方、長い休養で地元で調整し、何か奥の手を出してくると思われたアマンだったが、全然ダメだった。あの姿が演技だとは思えないが・・・・。

前シーズンのソチでのプレオリンピック・マッチはノーマルヒルのみだったため、本当の勝負であるラージヒルの相性は蓋を開けて見なければわからない。さて、どうなりますか。現状ではストッコ一歩リードというところだろう。今日のジャンプは2回とも完璧だった。

女子の高梨の調整力は凄いね。ちゃんとイラシュコにリベンジして見せた。初めての、それも相当に曲者のジャンプ台で地元の選手に勝つのは並みのことじゃない。ソチも心配ないだろう。運以外に、負ける要素は見当たらない。とにかくオリンピックでは公平な勝負になることを祈る。

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