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January 12, 2014

プレウツ、接戦を制す タウプリッツ・バートミッテンドルフ

異常に暖かい気候が去り、ちょっと嵐のあと、さわやかな冬の週末が訪れた。
バートミッテンドルフのフライングは非常に良い条件で行われた。

トレーニングでのモルゲンシュターンの事故のあとということもあり、ジュリーはゲート設定にものすごく神経を使っていたと思う。古い台だから、向かい風では飛び出し速度がちょっとでも速過ぎると飛びすぎになる。

今日は予選では結構いい向かい風が吹いて、ゲートがどんどん下がる展開となった。本戦はゲート9番という超低速設定で始まった。しかし、その向かい風はもたず、一回目の途中からはなんというかK点まで行ければ御の字のショボイ戦いになった。その中でのアマンの195mは出色のジャンプだったと思う。そのころは向かい風も少しあったし。一方、最後のプレウツ、葛西のときはほとんど凪となり、あれではゲート9ではちょっと無理。プレウツのK点越えは凄い。葛西もよく4位に踏みとどまったよ。結局、昨日の表彰台3人+アマン、それ以外にチャンスなしという展開に。テペシュ、クラニェッツのフリーガーコンビには、この条件はかわいそう。

2回目は4つゲートが上がったが、追い風も吹き出してしょぼい感じは変わらず。その雰囲気を一気に変えたのは、4位葛西の201m!もう、これには解説のジークムントも驚きを超えて笑うしかない。しかし、その葛西のジャンプにも動じない、シュレリー、そしてプレウツ。しっかり飛んでそれぞれの順位を守った。ラスト、一枚ここでは力の落ちるアマンは精一杯のジャンプだったが、着地も乱れて1回目の貯金を使い果たし、4位に終わった。最終的には4位までの差は3.5点しかなかった。フライングでは無きに等しい、僅差の勝負だった。

プレウツ、これが初めての勝利だったんだね。もう勝ってると思ってた。彼も葛西に負けず劣らず、ジャンプ週間からものすごく調子がいい。彼はスロベニアの中ではフリーガー適正はそれほど高くない。フリーガーが飛べない条件で強いということは、普通の台でも強いはず。シュレリーやドイツのフロイント、チェコのマトゥラも何か思い出した感じ。今回は条件が良かったため、このあたりのジャンパーにはいい調整になったのかもしれない。大倉山大得意のマトゥラは間違いなく日本に行くだろうから、日本勢にとっては強敵となるだろう。

今後はソチを見据えた、コンディション作りの戦いが始まる。

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