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June 30, 2013

去年のダービー、今年のダービー

まったく夏らしい日がないと思っていたら、いきなり35度ぐらいの猛暑が来た。でも今回のはよくあるサハラからの空っ風とは違い、とても湿った日本の夏みたいな気候で、毎日のように夕立が降った。バテた。しかしそういう日は3日ぐらいだけで、次の週はまた元の冷夏に逆戻り。最低気温が10度を割り、冷たい雨が降るような日々が続いている。一方でスカンジナビアは猛暑と聞く。どういうことなんだ、これは??

例によってドイツ競馬の方はまったくもってスルー状態。一応、フォローしてはいるのだが・・・。個人的にはNovellistのサンクルー大賞制覇は嬉しいニュースだ。それも前々から堂々の押し切りで非常に内容のあるレースをしていた。去年のダービーでの敗戦から完全に立ち直ったと言えるだろう。その彼のダービーでの敗戦から「不可解な」という形容詞を消したのは、そこで勝ったダービー馬Pastoriusのその後の活躍である。ガネー賞は完勝といっていい素晴らしい内容だった。中距離のエースとしての評価を固めつつある。シンガポール遠征は惨敗に終わったが、これはハイペースに巻き込まれてのもの。そういえば彼の父Soldier Hollowもハイペースだと案外だったなぁ。また、ダービー3着のGirolamoは、ドイツ国内のチャンピオンディスタンスで好走を続けている(今日は負けたけど・・・)。結局、去年のダービーはレベルが高く、Novellistと言えどピークを過ぎた状態で勝つのは困難だったということだろう。

今年は英愛仏クラシックで3歳にこれといった馬が出ていない。今ぐらいは、日本馬とドイツ馬が凱旋門賞で好勝負を繰り広げることを夢想していてもいいだろう。

さて・・来週はもう今年のダービーである。名門グラディッツから久々に出た大物、Chopinを中心に回ってきたドイツの3歳牡馬路線だが、彼のカタール・マネーによる買収と英ダービー出走、そして惨敗ということで、一時はなんだか一気に萎んだ感じになった。が、各ダービートライアルでそれぞれ勝ち馬が印象的な走りを見せ、にわかに息を吹き返した感じになってきている。一番人気はUnion Rennenで鮮やかに差したシュレンダーハンのIvanhoweになるだろう。Pastoriusでブレーク中の種牡馬Soldier Hollowの2年連続ダービー制覇もありえる。一方、ブレーメンでズブズブながら最後、一気に突き放して勝ったProtectionistは、その走りがダービー向きMonsun産駒の典型的な感じ。鋭すぎる感じのするIvanhowe(Soldierに良く似ている・・・)は馬場の悪いダービーに向いているとは言えないので、シメシメと思っていた。しかもその馬主は去年、Novellistで苦杯を舐めたDr. Berglar。去年の雪辱の機会がこうも早く訪れたのか・・・・と思っていたら、今日、取り消しの報が入った。放馬して外傷を負ったそうで・・・そうは上手くは行かないものだなぁ。

ということで2番人気はハノーファーで圧勝したNicolosioということになるだろう。ダービー馬Nicaronのおいで父はパントレセレブル、同じ父を持つDai Jinを髣髴とさせる走りということで非常に魅力があるのは間違いない。来週は天気が持ち直しそうなので、少しはハンブルクの馬場が回復するかな。

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