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February 03, 2013

風のハラコフ、ふたたび

今週は暖かい空気がヨーロッパに入り、各地で大荒れの天気となった。立春とは言っても旧暦ではまだ正月前だから、こんな風になるのは早すぎる。そして、ハラコフでの試合はなんでいつもこんな週に組まれているのだろう?もともと風の強い台だが・・・・土曜日はギリギリまで待ったが風が収まらず、日曜に2大会という強行日程となった。その日曜も風で待って待って・・・というフラストレーションが溜まる試合だった。

前にも書いたことがあると思うが、ハラコフのラージの台はフラットでトリッキーだが、フライングの台は逆にフライングとしては落下型でラージに近い印象がある。ゲートファクター、ウインドファクターの効きも適正な感じである。風が相当に吹いても、ある程度の公平さが保たれた試合だった。

代替の日曜朝の大会は、1回目にどんどん向かい風が強くなって、最終的にゲートを6つも下げることになった。とにかくなんとか終わらせようという強い意志があり、向かい風の危険性を少し軽視したかもしれない。4つ下がった時のテペシュの220mのフライトには、久しぶりに声が出てしまった。あれは立てない。幸い、彼はうまく転倒して問題なしだったが・・・・上でシグナルを青にしたお父様(ミラン・テペシュ アシスタントレースディレクター)は心底、肝を冷やしたに違いない・・・。結果としてはシュレリー対クラニェツの頂上対決はどんなに風が吹いても変わらないという試合だった。いつも思うが、強いジャンパーにはちゃんといい感じの風が吹くのだから不思議だ。午後の2試合目は安全重視でゲートを低く保ったため、K点に届かないジャンプが続くというなんとも観客泣かせの試合となった。結局時間切れで1回で終了。まぁ、地元としてはマトゥラが2位になって良かったというところ。シュレリー、ちょっとぐらい空気を読んで手加減してやれよー。

オーストリア、ノルウェー、ドイツの半分は不参加ということで、何人かの新顔を見ることができた。その中で、ちょっと面白いなと思ったのは、チェコのコジチェクだ。風を捕らえる才能に非凡なものがある。引退したウアマンあたりに近い、懐の深い空中姿勢からフワーと飛んでくる。少し注目して行きたい。

日本の沙羅ブームはどんな感じなんだろう・・・・日本でジャンプがこれほど一般の注目を受けることは久しぶりだろう。札幌の天気が良くなかったのが残念だった。軽量の彼女に、助走スピードが殺される雨や雪は厳しい。テクニックでどうにかなるものではないので、仕方ない。

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