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January 05, 2013

シュレリー、溜飲を下げる ジャンプ週間第3戦 インスブルック

今季のジャンプ週間は9日間で4大会をこなすという過酷なスケジュールだ。ドイツでは正月は2日から平日なので、今年のインスブルックはライブでは見られなかった。ようやく先ほどダイジェストで最後の15人だけ見ることができた。

ジャンプ週間の面白さ、怖さが凝縮されたような試合だった。流れと地の利・・・・2連勝したヤコブセンにとって、メンタル的にはとても難しい状況だったことは想像に難くない。もともとノーマークの伏兵から一気に流れに乗ったはいいが、ここら辺でグッとプレッシャーが増すはず。一方のシュリーレンツァウアーは大本命としてそれなりに初めからプレッシャーがあったであろう。しかしヤコブセンに2連敗。差もそれなりにあるため、逆に挑戦者の気持ちでここに望める。メンタルの有利不利のクロスオーバー、か。2007年の状況に近い。あの時は両者ともぱっと出てきた時だったなぁ・・・。

1回目、シュレリーがいい向かい風を受けてヒルサイズを越え、しかもテレマークを入れてヤコブセンに大きな差を空けた。凄いジャンプだった・・・経験を積んで、勝負どころで力を出せるようになった。これでヤコブセンの2回目に大きなプレッシャーがかかった。しかも、最後の10人は追い風の厳しい条件で、ジャンプの完成度が求められた。彼のあの2回目の失敗・・・・・タイミングの遅れは狙いすぎで力んだときに起こる。こちらは、勝負から遠ざかっていたブランクがここで出てしまったという気がしてならない。

あと、ここはシュレリーの場所だ。声援がスタートゲートまで届く台はそんなに多くない。シュレリーには間違いなくプラスに、そして、ヤコブセンには負の念が・・・・2万人がネガティブなことを考える中で飛ぶことは難しい。

ビショフスホーフェンを得意としているシュレリーにとって、10点の差はかなり安全な差だ。プレッシャーもさほどないと思われる。ヤコブセンが切り替えて挑戦者の気持ちを取り戻せるか、そこが鍵だ。彼もビショフのような台は比較的得意なはず。まだ勝負はついていない。

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