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November 01, 2012

Arkadiaの相手選び 8

からの続き)

Octave V70SEの1曲目はCreekで最後に聞いたジャズトリオ。音量を上げていくときのリニアリティが違うことがすぐにわかる。Hifi Aterierは幹線道路に面していてS/Nがあまり良くないのが残念だが、背景と音のダイナミックレンジといいますか、そういうものが高いことがそれでも感じられる。

ジャズでのスイング感ではNaimの方が高いかもしれないが、地に脚が着いたような安定感がある。音そのものに質量があると言えばいいか。その印象はどのCDを聞いても同じだった。アンプとしての基礎体力の差が音に表れているのだろうと思った。

ただ、高音にすこしキラキラした付帯音のようなものが感じられるのが気になる。また、基本的にはストレートな音なので、NaimのCDPとSonicsの相性の悪さがちらちらと顔をのぞかせる。弦の音もメタリック感がある。

間違いなく、このアンプはいいアンプだと感じさせる一方で、全体のバランスと音の感触の違和感(何か華やいだ感じ)が、音楽を楽しむことを妨げている。どうも居心地が悪い。もう合計で2時間近く聴いていて、こちらが疲れてきているからかもしれない。

この感覚をTitzerさんにどうやってドイツ語で伝える?音そっちのけでそんなことばかり考え始めてしまった。マズイ。ここは何か次につなげるようにしていくほうがいい。

一計を案じて、Titzerさんには「Octaveがいいことは明らかだが、今日聴いた音は私の求めている音とは違う。一方、Creekの音は好きだといえる。個人的な感覚では、CreekのCDPにOctaveを組み合わせたら自分に合うかもしれないと思う。その組み合わせで今度じっくりと聴かせて欲しい。」と言って2日後に試聴予約を取ってもらった。彼も、“横から聞いていてSonicsにNaimでは押しが強すぎると感じた、それはいいアイディアだ。”と言ってくれた。

(続く)

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