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February 05, 2012

ストッコ、シュリーレンツァウアーを撃破 プレダッツオ

日本も寒いらしいが、ヨーロッパも寒気が入った。ここら辺でも連日、明け方は-10℃に下がり、日中もプラスにならない。ただ、風が強いわけでもなく、カラッとしていてとても良い天気が続いている。立春を過ぎて陽射しは確実に強くなっているため、日なたではそれほど寒く感じない。春の日差しに冬の空気というおかしな感じ。

イタリア・プレダッツォ/バルディフィエメの台はウインドファクターがかなり大きい。一方、ゲートファクターは小さい。このことは、この台が風と飛び出し速度の影響を受けやすい、フラットでトリッキーな台だということを示している。少しでも向かい風が吹くとゲートが1番になってしまうところを見ても、この台が現状に対応し切れていないのは明らかだ・・・。日曜の1回目、途中で風が変わってゲートを4つも上げることになり、-27というとてつもないゲートファクターとなった。これは距離点で15mにあたる。つまり、ゲートファクターのマイナスを距離で打ち消すことなど、追い風の条件では不可能な相談となってしまっていた。今週末はそれほど不安定な気候でもないのにこれでは・・・。

こういうフラットなプロフィールの台は基本的にパワータイプが有利だ。大ジャンプには、体重がモノを言うスピードと高さが必要だからだ。また、飛び出し直後の風が重要で、下の方の風はあまり役に立たない。つまり・・・ものすごく乱暴に言えば、ここは大倉山の逆のタイプの台である。

ということで、低いゲート設定で日本のジャンパーが揃って失速したのは必然なのである・・・そして、シュリーレンツァウアーのものすごい身体能力が発揮されたのも。この条件で当然のように2回目に進んだ伊東・竹内コンビの日本人離れした身体能力は特筆すべきものであり、彼らが好調を維持していることを示していた。特にゲートが上がった日曜2回目、伊東は飛び出しスピードも出て彼らしい綺麗なジャンプだった。次のヴィリンゲンは素直ないい台だから期待できるだろう。また、日曜にシュリーレンツァウアーを破ったストッコは凄いと思った・・・・飛行曲線が低い彼にここは向いているとはいえないのに、悪条件でも凄く伸ばしていた。彼のジャンプはマリシュというより、いいときのアホネンに近いと思う。今後、シュリーレンツアゥアーに真正面から勝負できるのは彼だろう。一方、ここでシュリに大きく水をあけられてしまったコフラーが、シュリーレンツァウアーにイエロービブを奪われるのは時間の問題になってきた。

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