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December 11, 2011

フライターク、ドイツ復活の狼煙 ハラコフLH

日曜の朝、ようやく冬らしい、クリスマスらしい冷え込みとなった。朝の散歩のあと、かじかむ手をこすりながら温かいパンを抱えて家路を急ぐ時、冬の幸せを一番感じるのは何故だろう。

今週はハラコフのラージヒル大会。去年はとんでもない吹雪でキャンセルとなった大会だ。今年は冷気が入る時の不安定な風がジャンパーたちを翻弄した。雪不足による調整不足でジャンパーたちは手探り状態のようで、そんな状態でフラットでトリッキーなハラコフLHを飛べば、バラバラのジャンプになるということらしい。絶好調だったコフラーはこの台が苦手なようで、悪戦苦闘の上に少し慣れた頃には終わり、みたいな感じだったな。

あと、ここのラージの台はフライングの台と違いウインドファクターとの相性がすこぶる悪い。飛び出し付近で追い風を受けて高さが取れないと、とたんにK点に到達するのが困難になるからだ。そうなると下のほうでいくら風をもらっても意味がない。いくら風を受けたか、ではなく、どこで風を受けたかが重要なので、平均化された風速によって決まるファクターではかなりの不公平感がでてしまう。

金曜の個人戦、伊東が素晴らしいジャンプを2本揃え、少しの幸運もあり2位となった。彼の現状を考えれば最高の結果だろう。最後のシュリーレンツァウアーがエアポケットに嵌って伸びずに終わったとき、ようやく彼にも運が回ったかと思ったのだが・・・・(苦笑)。1点差なら、勝たしてあげてくれよなぁ・・・。ま、彼は実力でこれから何度も勝つだろうから、いいか。あと、カムバックしたツァウナー、いきなりであのジャンプができるとは・・・なんという素質だろう。

土曜日のチーム戦はノルウェーがオーストリアを破って金星を挙げた。ここの台がフラットでフライング的要素を持っていることと、ノルウェーの飛ぶ順が早くて後のほうに飛ぶ他のチームより風がずっと良かったこともある。だが・・・好成績が必要だったというモチベーションの高さも大きいと思う。コヨンコフスキーの後を受けてコーチになったシュトッケルは、ここまでのチームの絶不調でかなりのプレッシャーを受けていた。彼も、これでとりあえず一息つけるだろう。一方、2回目に進めなかったフィンランドは真っ暗闇の中でもがいている。ニエメラヘッドコーチは針のむしろに座っている気分だろう。日本チームは8位に終わったが、これが現実というか・・・・ごまかしの効かない追い風の厳しい条件に負けたと言わざるを得ないのかな・・・。

日曜はさらに強い追い風が吹き荒れる非常に厳しい戦いとなった。その中で、モルゲンシュターンのものすごいプレッシャーを受けながら、最後に最長不倒を飛んで勝ちきったフライタークは素晴らしかった。また、フロイントも3位に入った。ドイツもようやく戦える状態になってきたということだろう。ジャンプ週間が楽しみになってきたぞ。

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