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November 27, 2011

これ以上ないスタート、しかし・・・ クーサモ開幕戦

木曜夜のニュースに映し出された天気図には、スカンジナビアに居座る帯状の低気圧。これでは風の強いクーサモでの開幕戦がまともに行われることはないと観念していた。えてして金曜、土曜とキャンセルとなり、日曜の強行軍で団体と個人の両方で結果が出たのは奇跡に近い。

それにしても、このオーストリアの強さはなんなんだろう。そして明らかになった、シュリーレンツァウアーの恐ろしいまでの能力開放・・・・戦前は今季の見所はストップ・モルゲンシュターンだと思っていたが、間違いだった。ストップ・ザ・グレゴア、これが今季の見所となるであろう。今回は2本パーフェクトにそろえたコフラーがシュリーレンツァウアーに土をつけた。

一本勝負で行われた団体戦において、日本は少しの幸運をつかんで2位になり幸先の良いスタートとなった。しかし、オーストリアとの差は100点以上。一本勝負でこの差は異常だ。逆にオーストリア以外はどんぐりの背比べの状態であり、若い日本チームはこれからも表彰台を狙っていけるだろう。

伊東大貴は明らかにフィジカル面での地力が向上している。おそらく、ジャンプの調子自体はそれほど良くないにもかかわらず、それでも飛べているという状況だと思う。噛み合ってくれば、オーストリア帝国に一矢報いることができそうだ。しかし・・・・今日の彼は予選で転倒して本戦に進めず。ちょっと状況がわからないのだけど、おそらく風にやられたと思う。好調だった竹内も本戦1本目に転倒。2人とも怪我などがなければよいのだけど。また、葛西が腰の不調で欠場ということで、こちらも心配・・・彼はリレハンメルに帯同はするみたいだけど、だましだましやれるほどWCは甘くないんじゃないかなぁ。というわけで、いいスタートにもかかわらず先行き不安という日本チームであった。ま、まだ初めだからこちらも気長に見守りましょう。小林・栃本もそれぞれにいいところがあったしね。

話は変わって、JCのデインドリームは悪い予感が的中してしまった。シュタルケは最後の伸びを欠いたと言うが、上がり34.0は彼女にとって究極の末脚だと思われる。出負けは想定範囲内。スローも。だから・・・・安勝・ウインバリアシオンが動いたとき、ほれ、それについて行け!と叫んだがシュタルケには届かなかった。アウェイでアウェイの戦いをして勝てるほど甘くなかったということである。

それを見て、ディープインパクト・武豊が凱旋門賞でやろうとした事がようやくわかった。彼らは相手の土俵で、相手のレースをしてそれでねじ伏せるつもりだったのだ。一方、今回のシュタルケは単に・・・・巻き込まれただけで終わっちゃった感じ。どっちがより相手へのリスペクトに欠けていたのか、僕にはわからないけど・・・・・。

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