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November 20, 2011

外から見た日本/冬到来とジャンプ開幕に向けて

2週間ぶりに帰ってきたドイツは寒かった。

今回の短い日本滞在で見えたものはいろいろあったが、率直な感想をひと言で言えば「なんでこんなに自信なさげで疲れているの?」である。外から来たものの目からは、日本は裕福で平和な国にしか写らないのに。あれほどの災厄がありながら、被災地以外の場所では、人々は豊かな暮らしを享受できている。ドイツというヨーロッパでいちばん豊かな国から来てそう思うのだから、日本は世界一豊かだといっても間違いではないだろう。

青天井の国債残高にもかかわらずどんどん高くなる日本円、これは世界が日本の富と安定を認めている証だ。みんな、今年から来年にかけて、世界では何が起こるかわからないという不安を漠然と持っている。そこで日本に資産を避難させておこうという流れになっているのは、世界の中で日本ぐらいしか信頼できる場所がないということを示している。

なのに・・・日本は何か「世界に取り残される」みたいな焦燥感に囚われていて、「もっと頑張らないと」という感じで自分を追い込んでいる。出口のないデフレ状態はかなりの部分で精神的な要因によって引き起こされているように思う。

下手に動かず、泰然自若。お金もちゃんと普通に使いましょう。足元を見てしっかりやっていれば、世界の方からこちらに来てくれます。日本はたいした国なんです。これ以上、頑張る必要はないんです。お金を溜め込む必要ないんです。そう声を大にして言いたい。

来週からはもう、スキージャンプが始まる。雪不足で各国とも調整に苦慮しているようだが、今週の冷え込みでようやくまとまった降雪があり、開幕への体勢は整ったようだ。今季の注目はモルゲンシュターンの牙城を誰が崩すのか、その一点であろう。その一番手はポーランドのストッコと見るが、シュリーレンツァウアーが一気に上り詰める可能性もある。アマンは今年はジャンプ週間一点集中の意向で、初めの北欧シリーズには出場しないそうだ。既成勢力だけでなく、ソチ・オリンピックに向けて新星が現われることも期待したい。

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