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November 26, 2011

デインドリームへの期待と不安

日本人にとって少し違和感があるのだが、ドイツ競馬界は日本競馬をかなり買っている。ブリーダーズ・カップ・ターフとジャパンカップのステータスは少なくとも同じぐらいか、ジャパンカップの方が高いぐらいである。ランドによるJC制覇は今でも語り草になっている。今でこそ日本競馬のレベルは世界と遜色ないと思うが、あの頃からそういう感覚があったのはどういうことだろう。日本人が思っている以上に、ドイツ競馬界には英仏に対する二流意識みたいなものがあり、それが日本競馬への親近感に転化しているのかもしれない。

そういうわけで、デインドリームのJCへの参戦は、凱旋門賞制覇のすぐ後にGalopponlineで投票にかけられるほど、ファンの待望するものとなった。JRAの出す凱旋門賞馬へのボーナスの凄さが、円高もあいまって、驚きをもって報じられていた。幸いなことに順調にここまできて、いよいよ彼女は府中を走る。

血統、臨戦過程、調子など、あらゆる要素が彼女の好走を後押ししているように見える。血統的には日本での好走に必要なMenowのスピード要素をきちんと備えていて、しかも欧州では異例とも言えるハイペースで抜け出した凱旋門賞の走り、ランド産駒Scaloを千切ったベルリン大賞での走り・・・は府中適性を示している。

ただ、大きな問題はシュタルケだろうな・・・・。府中は結構、経験が必要な競馬場だから、彼の日本競馬経験の少なさが気になる。シュタルケが素晴らしい騎手であることに疑いはないのだが、ペースを見誤る可能性がないとはいえない。今回、あまり行きそうな馬がいない。遅くなったとき、デインドリームは自分で動かなくてはならない。上がりの競馬になれば、日本馬、もっといえばサンデーサイレンスの一瞬の切れ味に屈する可能性がある。最後の一ハロンが12秒台に落ちるぐらいのレースにしなくてはならない。それができるかどうか。もし中だるみがあるようなら、直線に向いたとき先頭でもいいぐらいだと思っているのである。逆にペースが上がったときは後ろから捲くるような、ランドやスペシャルウィークのようなレースが理想となる。

さて、どうなりますか。楽しみである。

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