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January 24, 2011

良かった・・・マリシュは大丈夫

第一報によれば、マリシュの左ひざには靭帯損傷などの大きな問題は見つからず、彼は既に病院から宿舎に戻った。今日、念のために精密検査は行われるが、いまのところヴィリンゲンにも参加できる見通しだそうだ。良かった。

昨日はあまりにもドラマチックな展開となって・・・・ちょっと長野五輪の団体を思い出していた。あの時は原田が一人二役を演じたわけだけど。
そんなこんなで書ききれなかったことをまとめておきたい。

ノルウェーとドイツはチームとして一歩、前に進んでいた。ドイツはフロイントがそのポテンシャルを安定して発揮し始めた。ウアマンとノイマイヤーは彼らとしての「完調」に近いところまで来た。一方では4枚目の代表の椅子を若いボドマーと老雄シュミットが争っている。両者とも一発の能力ではかなり上位に入れる力があるのだが、揃わない。でも、足踏みする他チームの状況を考えれば、チームとしての(渋い色の)メダルが見えてきた感じがある。ノルウェーはヒルデ、ロマーレン、エーベンセンに加え、スーパー・サブのバーダルも良かった。あとは地元で調整中のヤコブセンが戻ってきたら王者オーストリアを脅かす存在となる。

対するオーストリアは全体としてはちょっと下降線かもしれない。まぁ、高いレベルで安定はしているし、シュリーレンツァウアーがかなり戻ってきたことは朗報。まだまだ、という声もあるだろうけど、1ヶ月前は歩くのもままならなかったんだからなぁ。今後の上積みも期待でき、安定しているモルギー・コフラー、脇を固めるロイツル・コッホ・フェットナーとともにチームは磐石といっていい。フェットナーは総合9位なのに世界選手権に出られない可能性が高いが、これは他のメンバーに何かが起こってもチームとしては大丈夫ということだ(ロイツルはディフェンディング・チャンピオンとして少なくともノーマルには別枠で出場できる)。

日本は、日曜の葛西の5位はすばらしい成績だ。とはいえ、時々当たったジャンプはあるのだけど、それでもトップクラスとは差があるというのが正直なところだろう。悪天候と過密スケジュールのため、せっかく日本に長く滞在したのにじっくり調整できなかったのは痛い。それでも上積みは感じられたが、他の選手も前に進んでいるために相対的には厳しい状況に追い込まれている。今季のスケジュールについては伊東・葛西ともにブログで触れており、本当はもっと強く言いたいこともあるんだろうなぁと感じる。他チームの待遇を知り、世界との差を肌で感じていれば、日本チームの現状がもどかしくて仕方がないだろうな。

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