« モルゲンシュターン ジャンプ週間王者おめでとう ビショフスホーフェン | Main | フロイント、日本に来た甲斐があった 大倉山WC »

January 09, 2011

風のハラコフ、コッホ初勝利は驚き

週末になって急に暖かい空気がヨーロッパに入った。もちろん空気は不安定になり、大風、急な雨・・・・またもハラコフの週だ。でも、チェコはドイツよりは幾分ましだったみたいで、2日間、なんとかいい試合が行われた。

ハラコフのフライングの台はウインド・ゲートファクタールールとの相性がとてもいいと感じる。素直な台なんだろう。170mから205mの間はかなり公平な感じ・・・・もちろん、ときどきは飛びすぎたりノーチャンスだったりするけれども、この不安定な気候の中でのこれだけの“公平感”はなかなかすごいなと思った。フライングは滞空時間が長いから、風の平均化がうまくいくのかもしれない。

土曜の試合はコッホが2回目の素晴らしいフライトで逆転勝利。何故かとても嬉しかったのだけど、彼がフライングも含めてWC初勝利だったことには驚いた。能力を考えたら何度も勝っていてもおかしくないのに。どうも彼は「いじられキャラ」としてファンに愛されているようだ。こちらでときどき流れる銀行のCMにこういうのがある。オーストリア・チームがジャンプ台から帰るのにSUVに乗り込む。ジャンプスーツのままコッホが遅れてやってくるが、シュリが「もういっぱいだよ、バイバイ」みたいにドアを閉める。これは明らかにコッホが永遠の五番目の男であることを揶揄するものだ。さらに次の場面に切り替わると走っているSUVの上のスキーキャリアにコッホはスキーを履いてジャンプの空中姿勢で乗っているのだ!こんなCM、普通なら受けるかどうか考えるぞ(チームの方でね)。ま、そのへんが彼が今まで勝てなかった理由なのかもしれないが。

(このCM、You Tubeで見られます。http://www.youtube.com/watch?v=Hf6NuNqOxVo&NR=1)

日曜は本当にすごいと思うフライトが何本もあった。1回目のアマンのアグレッシブさは去年を髣髴とさせるものだったし、モルゲンシュターンの高さは恐ろしいまでだった。フリーガーでなくても、それほどいい風を貰わなくてもここまで飛べるんだと感嘆した。2回目はクデルカのスーパーフライトでゲートが下がった後に風がパタッと止んでしまって飛距離的にはちょっと尻すぼみな感じになったけど、その中でのアマン以降のジャンパーの耐えるフライトもなかなか乙なものだった。公平であれば、現時点でモルギーを破るのは相当に難しいということだ。

それにしても、マッチ・ハウタマキはどうしてしまったんだろう・・・・。あまりにも無残なフライトに目を疑ってしまった。どうやったらあんなに崩れてしまうのだろう。日本には来ず、調整する方がいいんじゃないだろうか・・・ただ、フィンランドはオリが反スポーツ行為で干され、ラリントがガルミッシュで靭帯をやってしまい、一向に上向かないアホネンも地元で調整、残るのはマッチのみという状況だから、ニエメラも頭が痛いを通り越してどうしようもないというところだろう。

来週は日本。今年はモルギーを初め、多数のジャンパーが行くようだ。楽しみ。

|

« モルゲンシュターン ジャンプ週間王者おめでとう ビショフスホーフェン | Main | フロイント、日本に来た甲斐があった 大倉山WC »

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/64278/50540601

Listed below are links to weblogs that reference 風のハラコフ、コッホ初勝利は驚き:

« モルゲンシュターン ジャンプ週間王者おめでとう ビショフスホーフェン | Main | フロイント、日本に来た甲斐があった 大倉山WC »