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November 28, 2010

蓋を開けてみればオーストリア クーサモ開幕戦

朝の空気はキーンと冷えていた。しかし、風はまったくなく、何もかもが止まったようだった。これなら今日は良い試合が見られるかもしれない、と思っていた。たとえクーサモであっても・・・・。

その淡い期待は現実となり、クーサモとしては異例ともいえる微風での素晴らしい試合だった。各チーム、選手が一年間準備してきたことが試された。結論から先に言えば、オーストリア・チームは自らの優位性を維持することに成功していたということだ。たとえ天才シュリーレンツァウアーが安定しなくても、他に確立された素晴らしいジャンパーたちがいる。それをサポートする最高のマテリアルがある。団体戦での隙のない強さ、そして、個人戦でのコフラー・モルギーによる完璧なる1-2フィニッシュ。他のチームからしてみれば、初めからこれでは成す術がありませんと白旗をあげるより他ない・・・・。

フィンランド・ノルウェーそして日本の各チームは素晴らしいスタートだったと思う。伊東の二回目は完璧だった。自らが苦手と公言するジャンプ台でのシングル8位は自信になったことと思う。普通に飛べば表彰台争いができるという手ごたえをつかんだに違いない。また、本番になると見違えるようなフライトを出したアマン。千両役者にもほどがあるぞ。

一方、マリシュは膝負傷の影響が感じられる、カタいジャンプになっていた。このままではなかなかオーストリア勢に勝つことは難しい。転戦しながら治すよりも1週、2週飛ばしてもいいのではないかと思う。あと、ドイツチームは真っ暗闇の中でもがいている。シュスターもお手上げ状態だ。

レギュレーション変更およびビンディングの革新による影響は、全体としては軽微であったが、トップチームとそれ以外の差が広がった感じはある。その中で日本チームは良くやっていると思った。故障明けの葛西も心配なさそうだし、栃本は確実にステップアップしている。今年は楽しめそうだ。

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Comments

アマン、シュミット、ハウタマキが今季限りで引退って本当でしょうか?アマンの引退はまだ早いような気がしますが…

Posted by: Risa | December 04, 2010 at 04:34 PM

アマンは”もしかしたら”今季限りで引退するかも、
と言ったことは事実のようです。今季は夏から持病の
腰痛で苦しんだことでちょっと弱気になっていたよう。
でも、こちらも蓋を開けてみればこのとおり、ちゃんと
表彰台に乗ってくる。最近は腰も痛くないそうです。
おそらく辞めないと思いますよ。

Posted by: かずやん | December 05, 2010 at 04:48 PM

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