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June 13, 2010

WMフィーバーの中で Zazouダービーへ 175. Oppenheim-Union-Rennen

街の中はドイツ代表チームの白黒のウェアに、ドイツ国旗をまとった人々が行きかっていた。今日、ドイツ代表はワールドカップ初戦を迎える。その中をヴァイデンペッシュへ向かった。やはり、ダービーへ向かう馬たちぐらいはこの目で見ておきたかったから・・・。

ZazouとScalo・・・ホファー流で2歳早くから使われ、国外にも積極的に出てきたZazou、片や3歳になってから2000mの重賞を2連勝し、いまのところダービー馬に一番近い存在のScalo。この2頭が2200mという微妙な距離で相まみえる。マイル路線を歩んできたZazouにとっては一気の距離延長となるため、ダービーに向けての距離試しという意味合いもある。

パドックに出てきた2頭・・・まず驚いたのは、Lando産駒のScaloがマイラー的な馬だったこと。母父のExit to Nowhereの血が強く出ている。少し緩いつくりで、これはヴェーラー師らしい。ここでピークにするつもりはないとの意思が感じられる。Zazouも胴の詰まった体型から、確かにスピード馬的な印象だ。しかし、こちらは手先が柔らかくて少なくとも中距離ぐらいは行けそうな感じか・・・。

今回、出走する7頭に一頭も逃げそうな馬がいないことが悩ましい。超スロー展開となると、良馬場のケルンではマイル的爆発力の勝負となってしまって、距離適正が必要なくなってしまう。そういう意味では上記2頭の争いとなる可能性が高い。

他の馬を見てみる。やはり気になるのはNext Desertの下のNext Hight。しかし、戦跡からもわかるようにまだまだの馬。このきょうだいは母親のNight Petticoatの血が骨格に強く出てしまうと、どうも雄大な馬格をもてあますような感じになってしまう。次にNorth Queenの仔のNordfalke。こちらはとても小さい馬で、走りそうな感触はあるもののここではまだ・・・と言う感じ。Monsun産駒のWheredreamsare・・名前は変だがこの馬がダービー向きという意味では一番か。ミュンヘンではScaloに完敗したようだけど、次への期待も込めて、この馬で勝負することにした。

スタートして前にいったのはNext Hight。スローにしたくないWheredreamsareも前に。この2頭が引っ張る形で少なくとも超スローではなかった。二列に並んで淡々と流れた。3角勝負どころでスパート・・と思ったら前の行きっぷりが悪い!番手内側にいたScaloは動くに動けない状況に。直線に入って外をまくったLindentreeが一気に前へ、Zazouも一呼吸待ってからスパート。ScaloはWheredreamsareを捌いて、内にあいたスペースに突っ込む・・・という刹那、前にいったLindentreeが内に少し切れ込んでいって、連鎖反応的に内側の馬が窮屈になってしまう。一番内に突っ込んでいったScaloは内ラチに接触して万事休す。それを尻目に外側ではZazouが素晴らしい末脚を繰り出してLindentreeを悠々と捉えてゴールに飛び込んでいた・・・。

Scaloがまともなレースにならなかったのは残念至極だけど、とりあえず負傷などはないようなのでほっとした。Zazouはすごくレースセンスのいい馬だと思う・・・でもスケール感はあまり感じなかった。まぁ、私はDai JinにだってUnionでは同じような評価をしたんだから、ハンブルクでは圧勝してもおかしくないんだけど・・・・・。とりあえずScaloとの勝負付けは済んでいないということで、あまり参考にはならないなぁというのが正直なところだった。

書いていると、クローゼが2点目をヘッドで叩き込んだ。ドイツ代表チームはほんと、ここぞというところで強い。今日はみんな、祝杯だな。

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