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October 24, 2009

スピーカー配置を考える その3

ほとんど正方形に近いこの部屋では、横長配置といっても結局は部屋の影響からは逃れられないのだろう。測定結果は、短辺方向の定在波が非常に強く現れていることを示している。コンクリートの壁にほとんど何も置いていない状態だから・・・。この壁を何らかの形で覆うことが必要なんだろう。スピーカーの配置を大体決めたら、背の高い家具を配置することで対処しよう。

だだ逆に言えば、、この結果は短辺方向に比べて長辺方向の定在波の影響は少なそうだということを示唆してもいる。これは、片側が大きく開いている上にもう一方には大きな窓があるという、部屋の構造上の特徴からも類推できる。ということは、縦長配置の方が部屋の影響を受けにくいのではないか?

ということで、スピーカーを窓側に設置。
とりあえずスピーカーの間隔は2m弱として、左右の壁からの距離を等しくした配置としてみた。音は・・・・明らかにこちらの方がいい!そして、測定結果は・・・。

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ヒャッホー、これならなんとかなりそうだ。見事なかまぼこ型の特性。低域のレベルが低いけど、深いディップやピークは無い。ソフトによるシミュレーションよりずっと、低域に現れると予想される谷が浅い。おそらく、この配置では窓や開口部から逃げる音が多いのだろう。(10KHz付近のディップはマイクの指向性の問題らしく、マイクをちょっとずらすと消えたりするので気にしないことにする)

次に、スピーカーからの聴取ポイントを離してみる。窓から2.6mほどから、3mにしてみる。

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これでとりあえずはいいんじゃないのか?と思える状況だろう。スピーカーから離れたら、もう少しスピーカーの間隔を広げたくなるのが人情。だが・・・

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うーむ、低音のレベルが下がってしまった。中音域の張り出しも気になる。横長配置のときに見られた、90Hz付近のディップが現れている。横の壁に近づけることで短辺方向の定在波の影響が増してしまうのだろう。ステレオサウンド170号の記事を参考に聴取位置を思いっきり下げてみたりいろいろしてみたのだが、どうも良くない。特性は良くても音場はダメ。直接音が少なくなればなるほど、音楽は霞の中に埋もれてしまう感じ。

とりあえず、縦長配置で頑張ってみよう。
現状ではスピーカーの間隔は広げず、ニアフィールド的に聞くしかないようだ。短辺方向の吸音、拡散対策をしなければならないことは明白だ。また、もう少し大き目の絨毯を敷いて部屋を少しデッドにしていく方が良さそうだ。

確かに、測定はセッティングを助けてくれる。また、測定結果と音をすり合わせることで、自分の好みまで見えてくる。音楽のジャンルによる、必要な低音の量とかもわかってくる。クラシックはかなり低音の量がいる、自分が思っていたよりもずっと・・・。

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