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July 27, 2009

何で無いの?と思っているモノ (3)

欲しいと思っているのに、見つけられていないものがもう一つある。それは、PC上で動く“音楽的にちゃんとチューニングされたD-Dコンバーター/アップサンプリングソフトウェア”である。いまのPCはとんでもない演算能力を持つGPUがついてくる。CUDAとかOpenCLといったプログラム環境を使えば、その演算能力をフルに利用した、音楽ファイルのアップサンプリングや補間処理、あるいはDSD->PCM変換などを行うソフトを書くことは難しくないはず。また、PC上で動くソフトならリアルタイム以下で処理を行う必要も無いから、もっとリッチな処理をかけることができるはずだ。

もし、音質がOKで速度、使い勝手が及第点にあるアップサンプリングソフトがあれば・・・・Adobe Photoshopレベルの値段なら買います。そういう人はいると思う。

それがあれば、リッピングしたCDデータをPCのパワーの空きを利用して4倍オーバーサンプリングし、ビット補間処理を施して176.4KHz/24bitのデータとしてNASに溜めることができる。CD1枚の平均データ量が0.6GBとすると、上記処理を施せばその6倍の3.6GBとなる。100枚で360GB。今のNAS容量は1TBが当たり前で、その容量はムーアの法則にしたがってどんどん上がっている。したがって、アップサンプル後のデータを溜めても、私にとって(そして、大部分の音楽ファンにとって)まったく容量不足の心配は無い。こうすれば、ストリームプレーヤーに負荷のかかる処理をさせることなく、ハイレゾデータを扱うことができるだろう。

ただ、この考えはもう古いのかもしれないな、と最近思い始めた。最近のDACチップは進化していて、内部でリアルタイムで凄いオーバーサンプリングをかけるそうだ。それらのDACは44.1KHz/16bitのデータをメインにチューニングされているはずだから、妙にハイレゾのデータを入れても意味が無いのかもしれない。逆に、想定外の使い方となり、実力が出ないという危険性すらある。

夢想はこの辺で切り上げるとするか。理論的にも感覚的にも齟齬がなく、無駄がなく、そして遊びの余地が残されている、そういうオーディオライフを求めて進んでいくしかない。ないものねだりをしていても仕方がない。ストリームプレーヤーについては、もう少し待つか。とりあえずべリンガーDEQ2496を導入して今のユニバーサルプレーヤーとAVアンプの間に入れ、そしてスピーカーを選定することから始めよう。

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Comments

オーディオではなく音楽制作用途なのですが、Voxengo r8brain PROはどうでしょうか。導入時にテストしたところ、44k → 96k → 44kの変換前後を逆相合成したときの平均レベルが-100dBを下回り、最も音の変わらないSRCとして使っています。

ただ、再生のみでのアップサンプリングは、基本的には小さな影響になるかと思います。制作用途ですとサンプルレートによってデジタルエフェクトの動作が微妙に変わる影響が積み重なっていくので意味も出てくるのですが……。

Posted by: APPO | September 09, 2009 at 09:23 PM

情報ありがとうございます。
これは使えそうです。デジタルフィルターも使えるとは・・・。
トライアルバージョンがあるみたいなので、試してみます。

Posted by: かずやん | September 10, 2009 at 07:14 AM

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