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September 15, 2008

ベートーベンフェスト/ライプツィヒ・ゲヴァンドハウス管

今日の朝、外に出ると空気がキーンと冷えていた。本格的に秋になった。
この時期、ボンではベートーベンフェストが開催され、多数の特別なコンサートが開かれる。
今年こそは・・・と言いながら今まで結局行くことはなかった。いくつか理由があるが、一番はチケットが取れないということだ。出遅れると、いいコンサートはすぐに完売になる。

今年の目玉は、80歳を超えてなお元気なクルト・マズアがフランス国立管を振って行う、交響曲全曲チクルスだ。一週間の間に9つの交響曲全曲を演奏するという意欲的なもの。また、ライプツィヒ・ゲヴァンドハウス四重奏団による弦楽四重奏曲全曲チクルス。こちらは、6つのコンサートで75ユーロとバーゲン価格。しかし、これらのシリーズもののチケットは一瞬で売り切れ。一つでも売り切れのコンサートが出るとシリーズチケットは買えなくなるのだから当然だ。

と、いいながらも今年はいつもより気づくのが早かったので、2つのコンサートでチケットが取れた。今日はその一つ、リッカルド・シャイー指揮ライプツィヒ・ゲヴァンドハウス管のコンサートに行ってきた。

曲目は、メンデルスゾーンの真夏の夜の夢、ベートーベンのプロメテウスの創造物序曲、交響曲第5番運命、であった。非常にミーハーな、わかりやすいプログラムである(汗)。何も考えず楽しめた。ベートーベンハレはウォームトーンのホールだから、ビシバシ!って感じの演奏よりも、このオーケストラのようにハーモニー重視でビブラートもきちんと使う演奏の方が合っている。「運命」は大編成でオーソドックススタイル、素直な好演だった。シャイーは弦に大きな音を要求しないらしく、オケはとてもふんわりとした音を出していた。2階のバルコンで聴くと、分厚い弦の音に、スパーンと管が乗ってこれぞ生の醍醐味、みたいな感じ。オーディオ的な聴き方をすればケルンフィルハーモニーの方が断然いいのだけど、これはこれでいい。もうちょっとボワボワした感じが無くなればなお良いんだけどな~。

リッカルド・シャイーって思ったよりオーソドックスな演奏をするんだねぇ。歴史のある楽団の性質を考えてのことかもしれないけど。こういうスタイルでレベルを高く維持しているオケは貴重かもしれないな。

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