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September 07, 2008

新旧ダービー馬対決はKamsinに軍配-136. Grosser Mercedes-Benz Preis von Baden

中1週だし、シールゲン厩舎には連覇を狙うQuijanoがいるからKamsinはバーデン大賞には出ないだろうと思っていた。しかし、QuijanoはStarkeとともにカナダ遠征し、バーデンでのKamsinとAdlerflugの新旧ダービー馬対決が実現した。シールゲンはKamsinの鞍上にフランスの若手、ヴィクトワールを代打で起用するという思い切った手を打ってきた。一方のAdlerflugはここを照準にきちんとステップを踏み、鞍上には手の合うJohansonを昨年に引き続き起用、馬場が渋ったこともあり断然の一番人気に支持されるのも当然か。

国外からは昨年の英セントレジャー馬、Lucarnoが参戦。相手関係から考えても軽視はできなさそう。もう一頭の国外馬Tempelsternはドイツ産のSternkönig産駒だが、重賞未勝利の条件馬でありここは論外か。It's GinoとOstlandは良馬場での穴と思っていたが、この渋った馬場ではなかなか新旧ダービー馬を負かすのは難しいだろう。戦前の見立てはこんな感じだった。

レースはLucarnoが積極的に飛ばし、中だるみのない非常に締まったレースとなった。前に行くかもと思われたKamsinは控え、逆にAdlerflugは3コーナーから積極的にLucarnoを捕らえにかかった。4コーナー出口でAdlerflugがLucarnoに並びかけていくところ、スッと内からKamsinがAdlerflugとLucarnoの間に割って入ったが、その時に外のAdlerflugが内によれKamsinが内に飛ばされる形となり、玉突きのようにLucarnoも割を受けた。この時点でLucarnoはもう行き脚がなく、ずるずると後退。外に出したIt's Ginoが一瞬伸びかけたが、止まってしまった。最後はダービー馬2頭による底力を賭けた見ごたえのあるマッチ・レースとなり、KamsinがAdlerflugを制した。

なかなかに良いレースだった。Kamsinは4コーナー勝負どころで見せた、スッと前に取り付く脚が素晴らしかった。最後の底力も相当なものだと思う。年内にもう一回走るとのことだが、どこで走るかは未定。ただ、残念なことに凱旋門賞には登録がない。

Adlerflugも断然人気を背負って積極的に勝ちに出て、負けたとはいえいいレースをしたと思う。Kamsinとは5キロ差があったのだから、この敗戦は悲観するべきものではない。こちらは当初の予定通り凱旋門賞に行って欲しい。

ただ賞金が落ちたこともあり、昔のように一流どころが来なくなってしまったなぁ。もうちょっとなんとかならんもんですか、スポンサーのベンツさん!

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