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May 12, 2008

今日は牡馬よりも牝馬の日 Schwarzgold-Rennen

先々週ぐらいから急に天候が良くなり、春を通り越して夏の陽気となった。春だなぁと感じたのは2,3日ぐらいだったなー。今日も快晴、風はさわやかなものの陽射しがギラギラと痛く、暑さに適応し切れていない体は早くも夏バテのような感じですらある。

とはいえ、競馬日和には違いない。今日のケルンはパンパンの良馬場で新馬戦3つに3歳牝馬・牡馬のマイル最速を決めるレースが行われ、非常に内容が濃かった。

中でも白眉だったのは、牝馬GIIIのSchwarzgold-Rennenだ。昨年のWinterkoeniginの上位馬が勢揃いした上に別路線で勝ちあがってきた馬も集まり、1000ギニーを差し置いてさながら牝馬最速決定戦の様相を示していた。

しかし・・・このレースは、とにかくパドックが凄かったのである。いや、正確にはパドックの前からそれは始まっていた。遠くで装鞍した馬がパドックに周回する前に引かれているのを何気なく見ていた。すると、一頭の黒鹿毛が目に飛び込んできた。凄く遠いから目に見えている、とは言えない。しかし、その馬の発する“気”は遠くからでも際立っていた。Peace Royaleだった。こんな凄い気配は、そうお目にかかれるものではない。黒鹿毛の毛ヅヤは割り引いて見なくてはいけないとわかっていても、彼女の非常にうるさい仕草を見ても、このレースはこの仔が勝つと思った。一方、Winterkoenigin馬のLove Academyも素晴らしい馬で、歩様の柔らかさ、賢く素直な気配とともに走る馬の雰囲気をプンプンと漂わせていた。他の馬も良い馬が多く、レベルが高かった。これほどパドックのレベルが高い牝馬戦は、うーん、Paitaが出た3年前のSchwarzgold-Rennen(あの頃は2200m、最終的にGI馬4頭)以来だろう。

結果は、その通りとなった。着差以上の楽勝だった。Peace Royaleはなんとあれで右前を落鉄していたそうである。この仔は、国内にとどまるべきではない。1000ギニーからコロネーションSへ。勝負になると思う。Love Academyの方は距離が伸びて良さそうな気配がある。こちらはフランスオークスに出てみてはいかがか。とにかく、夢の広がるいいレースだった。

一方のMehl-Mülhens-Rennenもいいレースだったと思う。Precious BoyがLiang Kayと三度目の勝負を地の利で制した。2着にKönig ConcordeがKY突っ込みをして少し場を白けさせたのだが(笑)。ちょっと残念だったのは英国から参戦のSolent Ridgeの作ったペースが緩くてヨーイドン的な競馬になってしまったことか。Precious Boyは雄大な馬体を持つ柔らかい馬で、今後のマイル路線を引っ張っていけそうである。Liang Kayは、このパンパンの良馬場でマイラーに負けたからといって評価は下がらず。ダービー路線を着実に進んでほしい。

ダービー路線といえば、3レースの2200m未勝利戦はハンブルクに向けての最終便ともいえるレースだったと思う。Sumitasの全弟Sushitanに注目していたのだが、ちょっとまだ出来上がっていない感じの馬であった(6着)。勝ったのは新種牡馬Black Sam Bellamyの仔Valdinoだった。なかなかの馬だと思ったが、^^せん馬で残念ながらダービー登録がないようだ。

今日はSchwarzgold-Rennenで稼がせていただいた。Peace Royale、追いかけて見て行きたい馬が久しぶりに現れた、その出会いに感謝。

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