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October 08, 2007

Manduro最強伝説成る -凱旋門賞-

濃紺の勝負服が動いた。
すいすいと前の馬を交わす。残り1ハロン半、一気に先頭に立つ。
おいおい、早過ぎないか!キーレンよ!
離した離した!と、思ったら急に足が鈍る。まだ1ハロンある。
後ろから迫る一頭の馬。何が来たかわからんけど、とにかく叫んだ。長い1ハロン。
相手が来たところでDylanはさらにもう一度伸びた。まるで私達の声が聞こえたかのように。

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後で見直してみると、最後の直線でDylan Thomasは追って大斜行!残り1ハロンで急に足が鈍ったのは埒にへばりついてしまって、鞍上が鞭を持ち替えて手前を代えて・・・というのに手間取ってしまったから。あれでよく持ちこたえたと思う。斜行は見事に全馬の前をカットするもので、もうちょっと行き脚が鈍かったら降着もありえただろう。

今回はとにかくDylanに勝ってほしかった。Manduroが最高のパフォーマンスを出したプリンス・オブ・ウェールズSで負かした相手だからというのが一つ。もう一つはやっぱり芝さんからそのキャラクターを聞いてしまったからであろう。

何故かわからないが、Saddexを応援する気持ちは少なかった。昔POG馬だったGuadalupe(イタリアオークス馬)の下で、また追加登録したということで、Getawayの方が気になっていたぐらいで・・。

これでManduroを一生語ることができる。古馬になってからキングジョージと凱旋門賞を同一年に勝った名馬Dylan Thomasに完勝した馬だった、と。タラ・レバの方が、イマジネーションの入る余地がある。もし、彼が凱旋門で勝ってしまっていたら、実はこの話はヘェーで終わってしまう。成績が完璧すぎる馬は語る余地がないのだ。彼の終わることのなかったシンフォニー(この文言はパクリです)は、尾ひれも背びれもつけて、私が完成させる。彼の血が入った馬が何世代かのあとに良く走ったりしたら、そのときに演奏してあげましょう。

さて・・この凱旋門賞ウイークは、ドイツ馬にとって素晴らしい日々であった。
ウルマンとバルトロメイの先見の明が、驚きのGI制覇という形で証明された。
これについては芝さんが書いてくれるでしょう。

今回は行ってよかった。

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