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August 13, 2007

五嶋みどりコンサート

競馬場からWDRの小ホールであるKlaus-von-Bismarck-Saalに向かった。このホール昔はケルン・ゼンデザールと呼ばれていたらしい。WDRはFunkhaus-Konzerteと題して、ここで月に一回のペースで室内楽のライブを開催している。チケットは手数料込みで15ユーロにも満たない。この低価格は、WDR自身が金を出しライブを収録してライブラリ化することによって実現されているのであろう。まぁ、こちらとしては願ったりである。

ここで五嶋みどりのコンサートがあることを知ったのは、つい先週だった。急いでチケットを手配したが、問題なく特等席が取れてしまった。周りにも声をかけて追加で3枚取ったが、これも問題なし。結局、当日でも大丈夫だったようだ。日本ではありえない・・・・。

Klaus-von-Bismarck-Saalは観客席は300程度だが、天井が充分に高く、響きの豊かな室内楽に最適の素晴らしいホールだと思った。これ以上大きいと、アコースティックの弦楽器では音量的に厳しくなるし。WDRが収録することによって、この小さいホールでもトップアーティストの音が低価格で楽しめる。いいねぇ。

さて・・・五嶋みどりの演奏なんだけども、先入観とずいぶん違っていた。私は彼女はテクニシャンだと思っていたのだけど、どっこい、パワーとダイナミズムで押す、スケールの大きい演奏家だった。曲目はブラームスのソナタ2番、ブロッホのソナタ第2番、シューマンの幻想小曲集、シューベルトのピアノとヴァイオリンの為の幻想曲、アンコールでグラズノフのメディテーション、クライスラーのシンコペーション。ブロッホのソナタは非常にマイナーな曲で小耳に挟んだこともなかったが、聞き所がたくさんあるいい曲だと思った。

ただ・・・競馬場で「3連単当たったからおごってやる!」といわれて、半ば強制的に飲まされたビールが回ってしまって、眠くて仕方が無かった。ヴァイオリンソナタを特等席で聴きながらウトウトするなんてのは王侯貴族のような贅沢なことだとは思うけど、もうちょっとシャキッとした状態で聞きたかったなぁ・・・。ま、この値段なら、またちょくちょく来ようっと。

PS
年明けにヒラリー・ハーンがWDRシンフォニーオーケストラとグラズノフの協奏曲を演奏することを知った。これは行かねば。

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Comments

どうもすみません。私が奴のところに連れて行ったばっかりに…。

Posted by: 芝周志 | August 15, 2007 at 10:20 PM

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