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June 21, 2006

ワールドカップの中で pferdewetten.de-Trophy

先週の日曜日は究極の選択を迫られた(笑)。
後のない日本サムライブルーはニュルンベルクでクロアチアと対戦。
そして、ケルン競馬場ではArcadioとSoldierの前哨戦がマイルの距離で行われる。

レースの出走時間は16時45分。日本ークロアチア戦の終了時間は17時。どう考えても、両方をライブで見ることは叶わない。

しかし、悩んだのは一瞬。スピード能力が試されるケルンのマイルでの一騎打ちを見逃すわけにはいかない。

レースにはIdealistも登録していて、さながらシールゲン厩舎の実戦調教の雰囲気だった。最終的にはIdealistは回避し、ペースメーカーと思われるMadresalに、マイルスペシャリストのLazio, Apeiron, Willinglyという顔合わせとなっていた。

Lazioの鞍上にはペリエ。どうやらアンドレアス・トリビュールは本気で勝ちに来ているらしい。ケルンのマイルはごまかしが利かないから、ArcadioやSoldierでもマイラーには勝てないかもしれない。そう考えるとArcadioについた1.5倍のオッズは被りすぎだろう。ハイペースに難のあるSoldierも危ない。それに、両馬にとって、このレースは間隔を開けすぎないための出走でしかないだろうし。

しかも、パドックでSubiが乗ったとたん、Arcadioは一歩も動かなくなってしまった。まるで、今日はレースはしたくないと駄々をこねているように。結局、Subiは降りて馬場まで移動。返し馬もスムースにできなかった。

結局、見るレースとしてしまった。
案の定、Arcadioは出遅れた。MadresalがSoldier向きの中距離ペースを演出。WillinglyやLazioがスローに折り合いを欠く中、Soldierは悠々と番手を進む。3コーナーから急にペースが上がりSoldierは持ったまま上がっていく。Arcadioは鈍い手ごたえか、Subiの手は早めに動いている。直線に入ってSoldierはいつものように堂々と先頭に立つ。Arcadioはいっぱいに追われているが中々弾けない。これはSoldier楽勝かと思ったとき、ようやくArcadioのロケットが点火!最後の1ハロンで一気に差を詰め、最後の一完歩でSoldierを交わしてゴール板を駆け抜けた。

まぁ、結局8ハロン標識からの実戦調教のようなレースだったといえる。LazioやWillinglyも他力本願タイプなだけに、スローになるのは予想できた。Soldierにはいいひと叩きとなっただろう。Arcadioは難しいところが出てしまったし、どうも右回りはスムースでない気がする。それでも結局勝ってしまうというところに非凡な能力を感じさせるが・・・。でも、彼がこのレースに出る必要があったのだろうか。

ミュンヘンのGIに向けて、この時期に適当なステップレースが無いのが問題だろう。彼らが出られるレースが無いから、危ないマイルのレースに出さざるを得ないのだ。シールゲンも、もっと積極的に国外でレースをさせてもいいと思う。

結局、日本ークロアチア戦はちゃんと競馬場でも放映していたので、川口のファインセーブも無情の終了ホイッスルも見ることができた。

話は変わるが、Schlenderhanの世界戦略は順調だ。フランスダービーでArrasは見せ場たっぷりの3着。ドイツダービーに出走してくれば当然中心視せねばなるまい。また、Prince of Wales´s Stakesに追加登録したManduroは同レースにて僅差の3着となった。Electrocutionistに終始被される厳しい展開の中、David Juniorに先着した。これは素直に凄いと思う。ファーブルは、この馬が今年中にGIを勝てないとは思えない、たぶんトップマイラーと戦えるスピードもあるとコメントしており、今後もトップレベルのレースに挑戦することになりそうだ。

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Comments

はじめまして。
pomさん(と言えばわかるでしょうか?以前、貴殿にお世話になったという)から紹介を受けて、見に来ました。
現在、僕ら(僕と嫁)は競馬海外一周の旅をしており、米国〜英国と来てハンガリーにおります。この後、オーストリアやギリシャ(予定)を経てドイツ入りすることになっております。
ドイツ競馬の事ははっきり言って無知です。これからも参考にさせていただきます。では、突然のコメント失礼しました。
(ちなみに9月ころにハンブルグ競馬場に行く予定です)

Posted by: タカアキ | June 29, 2006 at 12:56 AM

コメントありがとうございます。
ハンガリーですか!ではキンツェム像を拝んでいらっしゃるのでは
ないでしょうか。ハンガリーの競馬はどんな感じなんでしょう~。
駄文を書き散らしておりますので参考になるかどうか甚だ疑問ですが(汗)、またよろしければのぞいてやってください。

Posted by: Dr. K.S. | June 29, 2006 at 06:38 PM

返信ありがとうございます。
7月2日にキンツェム競馬場へ行きます。
僕の方も駄文をダラダラと綴っておりますが、良かったら見てやってください。
ではまた。

Posted by: タカアキ | June 30, 2006 at 11:15 PM

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