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April 24, 2006

Aspectusが名乗りを上げる

クラシック路線における試金石となるDr. Busch Memorialが行われ、Röttgen期待の2歳王者、Aspectusが快勝した。このレースは距離こそ1700mだが、馬場の重いKrefeldで行われることもあり、どちらかというと中距離に近い印象のレースである。というのも、2歳時にケルンやバーデンの軽い馬場のマイル以下の距離で勝ってきた馬たちがズッコケるケースが良く見られるからだ。逆に言えば、ここを勝つような馬は少し長い距離を展望できるということになる。

去年のIdealistと同様、Aspectusに対しても私はかなり懐疑的な目で見ていた。Aspectusの父Spectrumが軽めの馬場を得意とする馬を輩出すること、そして、軽快なスピードで勝ったWinterfavoritenのレース振りから、この馬はここではズッこける可能性があると思っていたのである。少なくとも単勝2.2倍では買えない馬だと思った。逆にOriental Tigerは距離伸びていいタイプに見えたので、こちらの方が狙い目だと思っていたのである。

しかし、Aspectusはテンよし、中よし、終いよしという素晴らしいレースセンスで、着差以上に完勝だったと思う。確かに、最後の伸び脚が鈍ったところに距離の壁を感じたが、折り合いもつくし、勝負どころでは持ったままでスーッと上がっていける。軽い馬場なら中距離も大丈夫だろう。少なくともケルン1600mで行われるMehl-Muelhens-Rennenでは今日の相手に負けるとは思えない。

Oriental Tigerは再内枠で出負けして、道中は外になかなか出せず、ちぐはぐなレースになってしまった。それでも小差の3着に来たのだから力はあると思うが、マイルで勝負できるような切れる脚がないことも浮き彫りになった。こちらはMehl-Muelhensというよりは、じっくりとダービーに向かうべきだと思うな。この手の馬がダービーでは2,3着にくることが多いから。

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