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October 13, 2005

スピーカープロジェクト1の3 スーパートゥイーターの選択

スーパートゥイーターの条件としては、

1)能率が高すぎない
2)20KHz以上まで素直に伸びていて、妙なピークがない

という二つ以外は、何も考えていなかった。
振動板の材質も、駆動方式も何でもいい。今のところ、何も先入観はない。実際に使ったことがないのだから当然である。

Vifa 10 BGS 119/8は実効7センチユニットとしては能率はまあまあいいほうだが(86dB SPL)、トゥイーターより低いことは明白だから、何らかの形で能率あわせをしなければならない。そして、できれば直列に抵抗の入るアッテネーターは無しで、高い目のところから落とし込む形で行きたいのである。そのためにも能率は高くても90dBを大きく超えて欲しくない。

初めは同じVifaの新作リングドームxt19td00-04(54EUR/unit)にしようと思っていた。レンジも広く、能率もそれほど高くない。しかし、katsuraさんのスプレッドシートを使ってシミュレートしてみると、低インピーダンスと制動の甘さから、このユニットをシンプルな一次ネットワークで使うのは無理があるということが判明。共振を抑えるにはノッチフィルターというインピーダンス補正回路が必要になりそう。それか高次ネットワークで下をガツンと切るか。どっちにせよ難易度もコストも上がってしまう。

日本で評価が高いMorelのMDT30/32/40も候補として上がった。しかし、あまのじゃくな私はみんなが使ってるというのが気に入らないのである(苦笑)。別に真似をしたというわけではないのだけど、スピーカー自作の達人の一人であるフェイさんが最近Vifaのフルレンジと上記リングドームやMorelのトゥイーターでミニ2Wayを組んでおられる。偶然のシンクロだけど、彼と同じような選択をしているということが、初心者の私には妙に嬉しかったりする。

次に目をつけたのはHiquphonというメーカーのOWIというトゥイーターである。このトゥイーターのことはHobby Hifiの2005/5号のHighend Projectで使われていたのを見て初めて知った(メーカー自体知らなかった)。知らないメーカーのものだから初めは目に入っていなかったのだけど、よくよく見直してみるとこいつは非常に優秀で、しかも目的に合っていそうだ。

まず、特性が非常にフラットで制動もすばらしい。25Kぐらいまで素直に伸びていて、共振ピークもない。下は使おうと思えば2KHzまで使えそうである。こんなに下にレンジの広い3/4インチトゥイーターは見たことがない。インピーダンスは高くしかもフラットだから、一次ネットワークでもなんら問題はない。しかも、能率は87dBという低さ。何もかも目的に合っている。また、もし中音域の音が気に入ったときは、下をできる限り伸ばしてフルレンジをミッドウーハーに換装することも可能だろう。

しかも、世界のDIYerたちの聖地LDSGで推奨されているということが判明。

問題はちとお値段が高いことだが(100EUR/Unit)、まぁ、何とか予算範囲か。スイスのショップCattaneo Acousticsで買えるようだ。能率の低さから音はたぶん大人しいと思うが、Vifaのユニットには合うんじゃないかな。とりあえずこれに決めよう。

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