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August 26, 2005

コストパフォーマンスを語ってみる (1)

何かを買うとき、人はどのように選んでいるのだろう。
無限にお金のあるビル・ゲイツででもないかぎり、何らかの形で買うものを選ぶことになる。
もちろん、人がそのモノの何かに魅惑され、衝動に突き動かされて後先考えずにそれを買ってしまうこともあるだろう。それはとても幸せな買い物だと思う。しかし、そのようなことは稀だ。そこまでの魅力のあるモノに出会うことはほぼないといっていい。店頭で見かけた何かについて、おぉ、これはと思ったところで、それにつけられた値札を見てヘナヘナと購買意欲が消えうせるのが普通だ。

コストパフォーマンス、という造語が喧伝されて久しい。上の例でもわかるように、人は自然に、そのモノの魅力と値段を秤にかけて、それを買うかどうかを決めているように思える。いや、コストパフォーマンスという言葉に支配されていると言うべきだろうな。

何でこんなことを思ったかというと、自分がオーディオ製品を買おうと真剣に思っているからだ。オーディオ製品こそコストパフォーマンスの権化のようなものだから、その呪縛が自分を締め付けるのをヒシヒシと感じる。そして、本当に欲しいものが何なのか、わからなくなってくる。どう頑張ってもdCSのDACはおろかMarantz DV9500すら買えないのだから、どこかで手を打たなくちゃならない。だけど、買える値段の範囲に本当に欲しいものがあるのかと言われると、うーーーん、と唸るしかないのである。そこで、コストパフォーマンスという言葉が出てきて、値段の割にはいい音出すらしいよというエクスキューズのもとに何かを買う意欲が出てくる・・・しかし、それは本当に心の底から欲しい物ではないのは確かだ。

そういえば、競馬の馬券を買うときにも同じようなことを感じるんだよな・・・・この馬だ、よしこいつで勝負だと思って窓口に走るが、オッズを見てそれが断然人気だと知ってへなへなとなる。そこで、そのかわりに馬の出来の割りには人気のない馬を買ってしまったりする。もちろん、押し並べて言えば人気馬を買うことは間違いだとはいえるが、このようなケースで人気の方が来て、自分の馬は全然話にならないとなると、そのときの落ち込みようはすごい。結局は初めに自分の思ったとおりに買うのが、精神衛生上は正しいのである。つまりオッズなんか見ちゃいけないのだ。

オーディオ製品も、本当は値札を見ずに買いたいものだ・・・・。
(続く)

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