« 109. Idee Hansa-Preis | Main | あぁ~ハンブルクは今日も雨だった・・・ »

July 02, 2005

BMW 136. Deutsches Derby

今年のダービーは現時点で13頭しか出走表に残っていない。しかも、そのほぼ半分の6頭が未勝利馬という、全体としては寂しい状況になっている。ダービーが15頭未満の少頭数で行われるのは、37年ぶりのことのようである。伏兵と見られていたLe KingとBernardが相次いで離脱したことで上下の格差が大きくなってしまった上、オブライエン厩舎のScorpionまで取り消しちゃってなんともまぁ、実質8頭立てといった風情である。牝馬の上位組、特に昨日、古馬を圧倒したGonbardaあたりはダービー登録があれば上位入着は必至だっただけに、関係者は地団太を踏んでいるに違いない。

とはいえ、層が薄いこと=レベルが低いこと、ではない。見方を変えれば、上のレベルが高すぎるために、少し下のレベルはみんな逃げてしまった、とも言えるのである。結局、今年のダービーの魅力は、ArcadioとKönigstigerの同門同厩ガチンコ勝負が見られる、この一点に尽きる。

最後まで安心はできないが、今年のハンブルクは馬場が乾いている。重馬場のダービーは作られるペースによってかなり紛れがあり、特にゴチャつくのを嫌って前で有力馬が早く動きすぎると、後ろから来た無欲のスタミナ系馬が勝っちゃったりするが、今回のような良馬場の少頭数なら純粋に力勝負となるだろう。
その上、今回はOrange Blueという非常に良い先導馬がおり、同厩同門の3番手、Silent Windがそれをサポートすることになるから、妙なスローペースはありえない。よほどのことがないかぎり実力どおりの決着になると思う。

ArcadioとKönigstigerの比較については芝さんのブログを参照されて欲しいが、とにかく正反対である。ちと古いが、シンボリルドルフ対ミスターシービーのようなもの・・・でもKönigstigerのキャラはミスターシービーの範疇ではとうてい納まらない。日本の馬は優等生過ぎる。気性が悪いのでもなく、頭が鈍いのでもなく、とにかくなめているのだ。やっぱり、一番近いのはDai Jinということになるのだろう。また、Arcadioの切れ味は従来のMonsun産駒の枠を超えている。これはManjuroにも感じたことだ。どうやら、シュレンダーハンはMonsunの活かし方を掴んだようだ。

重馬場になれば、Silent WindやSeptember Stormといったあたり(従来のMonsun産駒?)が勝負に絡んでいくこともありえたが、良なら、少なくともArcadioに勝つことは難しい。M. Hofer師が主戦のJ.-P.Carvalhoを外してキネーンを呼び、現在リーディングトップのde Vriesを確保して2頭出し(Night TangoとAlpacco)する。しかし、この2頭は普通のレベルなら勝ち負けに絡んでもおかしくないが今回はとにかく相手が強すぎる。また、SteinmetzのNicaronはUnionで勝負付けは済んだという印象は強い。スタートで後手を踏んだとはいえ、展開的にあまり影響があったと思えないのだ。

結局、私はArcadioが圧勝すると思っているのであって、他の馬は、まあ言ってしまえば関係ない。
それを逆転できるとしたら、本気を出したKönigstiger一頭のみ。そして、Arcadioの強さを知っておりKönigstigerを力づくで持ってこれる鞍上のHellierが怖い。

月並みな予想だが、
◎ Arcadio
○ Königstiger
× Silent Wind
× Night Tango
× September Storm

おそらく、これが人気順となると思う。そして、人気どおりに決着する。
シュレンダーハン我が世の春。
このレースはArcadioの走りを見るレースだ。

|

« 109. Idee Hansa-Preis | Main | あぁ~ハンブルクは今日も雨だった・・・ »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/64278/4799235

Listed below are links to weblogs that reference BMW 136. Deutsches Derby:

« 109. Idee Hansa-Preis | Main | あぁ~ハンブルクは今日も雨だった・・・ »