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May 07, 2005

Henkel Rennen

今週はDüsseldorfでHenkel Rennen(独1000ギニー)がある。例年、すんなりとは行かないこのレース。デュッセルドルフ競馬場の特殊な形状、馬場の狭さ、フルゲートの多頭数という条件がそうさせる。その条件で「勝つべくして勝つ馬」はテンから先行するスピードがあり、さらに最後の強烈な坂を駆け上がる力とスタミナのある馬である。マイル戦とはいえ早熟系の素軽い馬ではまず勝てない。ただ、その条件を満たす3歳牝馬はごく限られている。したがって、よほどの馬が出ない限りは、2歳からガンガン走っている馬が上位人気となりそれらがみなコケて、明けてから新馬を勝ったような(底力のある)馬が劇走したりする。

さて、予想だが、基本的には同馬場、同距離で行われたHenkel Trialを57.5Kg背負って逃げ切ったQuadrupaは本線に置くしかない。また、同レースで初出走で2着に入ったIndian Viewはかなり上がり目が期待できそう。兄のIndian Rubyはダービーに出走(6着)したぐらいだから底力はあるだろう。父Spectrumが軽すぎるきらいはあるが・・・。本当なら2歳時に強い!と感じたSoigneeを推したいところだが、Quadrupaに対しては完敗だったので逆転は難しそうである。

Wintergönigin、Sorrentはもちろん切ってはいけない馬だと思うが、二つの理由で本命には推しづらい。一つは、去年からWintergöniginがバーデンで開催されるようになり、あまりにもデュッセルと条件が違いすぎること。彼女の勝ちっぷりは「すばらしくセンスと瞬発力のある馬をヘリヤーがうまく勝たせた」という印象で、彼女がヘンケル向きかどうかわからないのだ。ただ、全兄のSimounはMonsun産駒らしい、先行力のある重戦車タイプの馬だから、あるいは彼女もそういうタイプなのかもしれない。もう一つの理由はSchütz-Starkeコンビの不振である。なんと、先週の時点でまだSchütz厩舎は3勝、Starkeは8勝しかしていないのだ。厩舎の勝率8%はひどい。普段は20%を軽く越えるのに。これは何かあると考えるのが普通だ。普通の状況ならSorrent-Indian Viewでかなり信頼感があるのだが・・・。

ケルンのトライアルを勝ったPeaceful Loveは明らかに瞬発力の勝ったマイラータイプ。ヘンケル向きとは思えない。同レース2着のEagle Riseの半妹Evensongは先行力がありそうだが、ウルマン氏がレース後に売ったところを見るとどうも強気に推せない。このレースからは3着のFree Dreamsが気になる。Areion産駒はこの世代が初年度で、頭数が少ないのに良く走っている。底があるかどうか試される。

別路線で気になるのは、Anna Monda。この馬については前にも少し触れたが、ピッチ走法の先行力のある馬でヘンケル向き。Monsun産駒だから多少の道悪もまったく苦にしないだろうし、ピッチ走法だから坂や道悪は歓迎の口だと思う。1勝馬といえど侮れないと思う。

今年は外国から3頭参戦する。それぞれ、母国ではクラシックに出ることなど夢のまた夢といった風情の馬ばかりだが、それでもデュッセルドルフにマッチしてしまえば勝っちまうこともありえる。

結局、デュッセルでやる以上は何が勝つかわかんない(笑)。しかも今週末は荒天なので馬場はかなり重くなるだろう。こうなってしまうと適性だけでレベルは関係ないという状況になりかねない。だから、馬券的には本線は人気薄とし、人気馬は慎重に選別して押さえるというのがセオリー。

予想はMasaさんの予想大会で。

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