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January 30, 2005

ザコパネはマリシュの一人舞台

ザコパネを赤白に埋め尽くしたのファンの声援に応え、マリシュ2連勝。アホネンがまだ本調子ではないということもあるが、これだけのプレッシャーの中、平然と最高のジャンプを4本そろえるのは並大抵のことではない。実力に裏付けられた自信。世界選手権でのアホネン対マリシュの頂上決戦が楽しみだ。

ザコパネの大会には特別のスポンサーも多数ついていて、観客のテンションも高く、凄い盛り上がりだった。スターの存在はものすごい求心力となってポーランドのジャンプを盛り上げている。おそらく、ジュニア世代ではマリシュを目指す多数のジャンパーが飛び始めているだろう。マリシュ効果は、ここ数年でどうこうというものではなく、10年、20年先に現われるもの。その頃には、ポーランドがジャンプで北欧、中欧と肩を並べるようになっていることだろう。

原田が全日本ノーマルヒルで優勝(ラージヒルでも3位)というニュースは、嬉しさとともに若干の寒さをもたらした。まず、原田はまだまだやれる。充分な筋力があれば、高い飛行曲線は戦略として有効だ。それは、ヘルバルトやビストルがWCで証明している。スーツのレギュレーションは厳しくなる一方、その上にBMIレギュレーションが導入されたことにより、体重/浮力比は悪くなっている。浮力に依存しないジャンプは特に小さい目の台で効果を発揮するはずだ。日本一といわれる筋力の衰えは原田にはないと聞いている。と、なれば、わが道を行けば自然と結果は出るのではないだろうか?未だに世界選手権とオリンピックではノーマルヒルが行われるのだから、ノーマルのスペシャリストという方向性もアリではないかなと思うのだ。

一方、原田に勝ったといえるのは一戸だけという事実は、日本の選手層の薄さを物語る、寒い現実ではないかとも思うのだ。中学生・高校生が上位に多数入っていることも、20台前半の、本来なら最高のパフォーマンスを発揮できるはずの世代が完全に頭打ちになっていることを物語っている。ここに至っては、5年、10年後を見据えた強化に完全に重点を置くべきなのではないかと思ってしまう。あと・・このメンバーなら船木が圧勝して欲しかったなぁ・・とも思うのだった。

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